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アジア学
べ ホジュ
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

この科目は、アジア観の背景にある西洋と非西洋のオリエンタリズムの諸相を探り、グローバル化の孕む問題点と持続可能な発展と文化共生の課題への理解力を養うことを目的とする授業である。アジアの近代化過程を考察し、アジア学の果たすべき役割を知る。

学習到着目標

アジアに関する古今の言説を批判的に考察することを通じて新し視点を獲得し、今日、われわれが直面する国際問題の本質を理解し、受講者それぞれが、自らのアジア観を作りあげ、ステレオタイプの民族理解等を批判的に検証し得る課題発見力と他者尊重の姿勢を身につけることを目標とする。

成績評価方法

各回のディベート&リアクションペーパー40% 期末プレゼンテーション20% 期末試験40%

課題に対する
フィードバック方法

各講義の中で、毎回自分で調べったアジアニュースに対しフィードバックを行い、期末プレゼンテーションについては、最終回に総評を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

アジア学にあたってオリエンテーション

アジア学の成立の歴史を辿り、学習達成目標について理解する。

予復習

予習:アジアの概念を調べる(2時間) 復習:アジアとアジア人の定義の多様性について考え、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
2 内容

アジア人とは誰のことか:アジアという概念の成立過程を検証し、アジアとアジア人の定義の多様性について考える。

予復習

予習:東アジアに対して事前に調べる。(2時間)

復習:授業中で学習したアジアという概念の成立過程について、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
3 内容

東アジア地理的研究

漢字文化圏:漢字を使用する諸民族の共通性と差異をアジアの非漢字文化と比較しつつ学ぶ。

予復習

予習:東南アジアに対して事前に調べる。(2時間)

復習:授業中で学習した東アジアにある国に対して必要な記録をとっておく(2時間)(2時間)

担当
4 内容

東南アジア地理的研究

東南アジアにある国に対して地理的な基礎を身につけ、また必要な知識を学習する。

予復習

予習:中央アジアに対して事前に調べる。(2時間)

復習:授業中で学習した東南アジアにあるある国に対して必要な記録をとっておく(2時間)

担当
5 内容

中央アジア地理的研究

中央アジアにある国に対して地理的な基礎を身につけ、また必要な知識を学習する。

予復習

予習:西アジアに対して事前に調べる。(2時間)

復習:授業中で学習した中央アジアにある国に対して必要な記録をとっておく(2時間)

担当
6 内容

西アジア地理的研究

西アジアにある国に対して地理的な基礎を身につけ、また必要な知識を学習する。

予復習

予習:鑑賞映画について調べる(2時間)

復習:授業中で学習した西アジアにある国に対して必要な記録をとっておく(2時間)

担当
7 内容

アジア文化体験①(アジア映画鑑賞)

アジアの映画を鑑賞することでその国に対する文化や生活を理解する。

予復習

予習:指示された映画の背景を調べる。(2時間) 

復習:鑑賞した映画の国の文化や生活を理解し、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
8 内容

アジア文化体験①(アジア映画鑑賞)

アジアの映画を鑑賞することでその国に対する文化や生活を理解する。

予復習

予習:アジアのイスラム社会について調べる。(2時間) 

復習:鑑賞した映画の国の文化や生活を理解し、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
9 内容

今日のイスラム社会:現代アジアのイスラム社会の現実を、庶民の生活実態を通して考察し、イスラム社会に対する偏見をいかに正せるかを考える。

予復習

予習:アジアにおける移民、難民について調べる。(2時間)復習:現代アジアのイスラム社会の現実に対して習した事について考え、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
10 内容

越境する人々:グローバル時代に越境、跨境する人々の営みを考察し、アジアにおける移民、難民と日本の関係を考える。

予復習

予習:一帯一路について調べる。(2時間) 

復習:アジアにおける移民、難民に対して習した事について考え、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
11 内容

中国:一帯一路について基礎知識や提唱された背景、一帯一路の参加国と現状、国際的な問題点、一帯一路と日本お日本企業の関係とメリット…などについて考える。

予復習

予習:韓流文化を調べる(2時間) 

復習:一帯一路に対して学習した事について考え、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
12 内容

韓流文化:日本における韓流文化の受容と変化に対して考える。

予復習

予習:次回ディスカッションの準備(2時間) 

復習:韓流文化で学習した事について考え、必要な記録をとっておく(2時間)

担当
13 内容

今週のアジアのNEWSを調べて発表し、ディスカッション

予復習

予習:次回ディスカッションの準備(2時間) 復習:ディスカッション後に必要な記録をとっておく(2時間)

担当
14 内容

今週のアジアのNEWSを調べて発表し、ディスカッション

予復習

予習:最終プレゼンテーション準備(2時間) 復習:ディスカッション後に必要な記録をとっておく(2時間)

担当
15 内容

まとめ:受講者のプレゼンテーションをもとに討論後、受講生それぞれの「方法としてのアジア」について考える。

予復習

予習:試験の準備学習時間4時間以上 

復習:総評を踏まえて、プレゼンテーションを見直し、改善を行う。(2時間)

担当
16 内容

期末試験

予復習

期末試験のための総復習

担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

指定された文献等を調べてから講義に臨み、講義で紹介された内容について考察し疑問点をまとめておくようにして下さい。

教科書

適宜資料を配布、またWEB上で参照すべき資料のURLを示すので、特定の教科書は用いない。

参考書・文献

知りたくなる韓国  浅羽 祐樹(著) 出版社 : ‎有斐閣、現代アジア学入門: 多様性と共生のアジア理解に向けて 鈴木 隆 (編集), 西野 真由 (編集)

履修条件

異文化や多文化共生、アジア学関連などに興味を有することが望ましい。学内、自宅等で安全に遠隔講義が受けられる環境が整っていること。

ICT活用 ■自主学習支援【Google Classroomを利用して課題を配布する】
■遠隔授業【ZOOMによるリアルタイム、双方向型の講義】
実務経験
備考

学習テーマの順序は進度によって変更する可能性あります。