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英語文学Ⅰ
古橋 昌尚
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

この講座は専門教育課程の展開科目群に属する選択科目に位置づけられている。英語文学の諸作品を読みながらそれぞれの文学世界に親しむと同時に、作品を鑑賞分析し批評する術を学び、それを実践することでその方法を身につける。文学世界は言語、文化、習慣、表現、民族、地域、時代などによって規定されるので、その文脈を斟酌して読み分析する必要のあることを理解する。原文に触れ、翻訳に頼りながら、キーワード、シンボリズムとスタイルを分析し、著者が意図したテーマとメッセージの理解を深める。私たちの日々の経験に訴えかける文学の醍醐味を楽しむ。学生は事前にテキストを読み、作品に関する問いと問題意識を携えて授業に臨むことで、授業での作品理解を深める。(なお、英語教職過程においては必修の科目となる。)

学習到着目標

英語文学を味わい、それぞれの時代と地域、文化を背景にその文学世界に触れて鑑賞し、文学批評の方法を身につける。文学と自分の世界とを往復しながら、文学作品を鑑賞、分析し、レポートで文学批評を実践しながらその方法を学ぶ。「身につける7つの力」では、①課題発見力と、④コミュニケーション力を伸ばす。

成績評価方法

授業活動参加(20%)、毎回の課題と事前準備(40%)、期末レポート(40%)。 

課題に対する
フィードバック方法

毎週授業で短編を読み解くために事前にテキストを読み、課題の問いを考えて準備するが、授業のはじめには毎回そのフィードバックをする。 

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス:

授業の概要を、シラバス、授業計画表を配布して説明する。 

予復習

復習:授業の概要と計画を確認する。

予習:次回のテキストを読み、授業の準備をする。

担当
2 内容

アーネスト・ヘミングウェイ⑴:

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
3 内容

アーネスト・ヘミングウェイ⑵:

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。 

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
4 内容

レイモンド・カーヴァー(1):

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:テキストを読みかえし、課題の設問に答えて提出する。

担当
5 内容

レイモンド・カーヴァー(2):

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
6 内容

イーユン・リー(1):

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:テキストを読みかえし、課題の設問に答えて提出する。

担当
7 内容

イーユン・リー(2):

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。  

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
8 内容

中間のふりかえり:

1.前半で読んだ短編をふりかえる。

2.英詩とその世界にふれ、読み方を学ぶ。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出。 予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
9 内容

アン・ビーティ(1):

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:テキストを読みかえし、課題の設問に答えて提出する。

担当
10 内容

アン・ビーティ(2):

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。 

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
11 内容

ジュムパ・ラヒリ(1):

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:テキストを読みかえし、課題の設問に答えて提出する。

担当
12 内容

ジュムパ・ラヒリ(2):

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。 

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:次回のテキストを読み、課題の設問に答えて提出する。

担当
13 内容

デイヴィッド・レーヴィット⑴:

1.作家と作品の紹介をして作品鑑賞に役立てる。

2.作品を鑑賞する。物語、人物、相関関係、状況と会話を辿る。

予復習

復習:作品をふりかえり、リフレクションを提出する。

予習:テキストを読みかえし、課題の設問に答えて提出する。

担当
14 内容

デイヴィッド・レーヴィット⑵:

1.設問に沿って、作品をよみなおす。

2.作品を分析し、シンボリズム、スタイル、テーマなどから批評する。 

予復習

復習:作品をふりかえりリフレクション提出。 

予習:扱った全テキストを読みかえし、リフレクションを提出。レポートのテーマを設定し準備する。(準備学習時間4時間以上)

担当
15 内容

まとめとふりかえり:

1.7作品の総復習をする。

2.まとめとふりかえりを期末レポートに活かす。 

予復習

期末レポートを作成する際に、総復習とふりかえりを活かして提出する。(準備学習時間4時間以上)

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

テキストについては初回の授業で説明する。

参考書・文献

毎回の授業で取り扱う作家と作品について文献と資料を紹介する。

履修条件

コースや専門を問わず、物語や文学を読むことに興味のある学生は歓迎します。

ICT活用 ■自主学習支援【グーグル・クラスルームを利用して資料の載せ、課題を課し、期末レポートを提出してもらう。】
実務経験
備考

英語教職課程の必修科目