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教育実習演習
田村 俊輔・岡部 敦
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 心理コミュニケーション学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

教職課程の学生は教育実習の準備演習として、11時間の授業と5日間の小中学校での見学実習を行い、学校現場で行われている活動の実際を体験的に学習する。詳細は右の通り。(1)学生は、事前指導においては授業計画に示された項目とともに、各自が実習先の小中学校の事前調査を行い、実習後は報告会を実施する。(2)学生は、長野市教育委員会から、指定された学校で夏休み中1週間(毎日8:30 ~16:30)の実習を行い、学校での生活を体験するとともに、子どもとの交わりの術を身に付ける。なお、実習は夏休み中になり、その報告会を秋学期に行うため、評価は秋学期終了後となる。

学習到着目標

教職を目指す学生が早い時期に教育現場を体験することを目的とした教職インターンシップであり、以下の2つの目標を達成します。(1)児童・生徒に関する理解を深めると共に、配属された小学校または中学校の先生方の授業参観や教育活動援助を通して、教育現場に親しみ、3年次の教育実習の準備に役立てる。(2)3年次に行う教育実習への具体的な目標設定をする。以上を通して教師に必要な行動力とコミュニケーション力をつける。

成績評価方法

⑴ 配属校よりの実習評価と成績:50% ⑵ 事前事後指導における活動成績:25% ⑶ レポート:25%

課題に対する
フィードバック方法

小中学校での教育活動に関する理解、実習先の小中学校についての事前調査をしっかりして準備をしてください。実習前の10回の授業では、毎回、事前に次の週の課題を出し、次の授業で発表してもらいます。その発表に対してのフィードバックを行います。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

はじめに:教育臨床演習の役割と実習学校

予復習

2~10回までは、クラスディスカッションの機会が多くなります。それぞれのテーマに関する事前の調査、プリントの予習をしてください。

担当

岡部、田村

2 内容

小中学校の生活:

自分自身の思い出から学校の実態をまとめ、他の学生と「学校空間とは」の意見交換をします。

予復習

各自が「小中学校の思い出」の短文を書いて授業に臨んでください。

担当

岡部、田村

3 内容

小中学校の生活:

児童生徒集団と教師の役割に関して、各自が、肯定的、否定的な部分に関する意見をまとめ、クラスでディスカッションをします。

予復習

自分自身の体験から「集団の役割」、「教師の役割」をまとめておいてください。

担当

岡部、田村

4 内容

小中学校の生活:

各自が教室環境づくりに関するアイデアを持ち寄り、生活環境に関するディベートを行います。

予復習

教室環境づくりの一案を持ち寄る。

担当

岡部、田村

5 内容

小中学校の生活:

各自が持つ教師像、良い教師、悪い教師に関するKJ法による検討を行う。

予復習

教える教師の姿に関する意見をメモする。

担当

岡部、田村

6 内容

小中学校の生活:

特別活動の役割と可能性についてのディスカッションをします。

予復習

特別活動のプリントを読み、学校の構造を理解する。

(準備学習時間2時間以上)

担当

岡部、田村

7 内容

小中学校の生活:

LD, ADHD,アスペルガー等、学校現場で知っておかねばならない子どもの障害について。

予復習

発達障害に関するプリントを読み、この障害に関する予備知識を持って授業に臨む。(準備学習時間2時間)

担当

岡部、田村

8 内容

実習先調査:

実習先についての調査と準備を行います。

予復習

実習先の調査を各自行っておく。

(準備時間4時間以上)

担当

岡部、田村

9 内容

実習先調査:

各自の実習先の調査を行い、発表します。

予復習

調査と発表の準備をしてください。

(準備時間4時間)

担当

岡部、田村原

10 内容

観察実習への臨み方:

師弟同行、率先垂範等、実習先での心構えについて。

予復習

実習校での見学に際しての注目する事項を箇条書きにしておく。

担当

岡部、田村原

11 内容

夏休み中の実習

(指定された小中学校での実習)

予復習

実習記録の作成(準備時間2時間以上)

担当

岡部、田村

12 内容

夏休み中の実習

(指定された小中学校での実習)

予復習

実習記録の作成(準備時間2時間以上)

担当

岡部、田村

13 内容

夏休み中の実習

(指定された小中学校での実習)

予復習

実習記録の作成(準備時間2時間以上)

担当

岡部、田村

14 内容

夏休み中の実習

(指定された小中学校での実習)

予復習

実習記録の作成(準備時間2時間以上)

担当

岡部、田村

15 内容

夏休み中の実習

(指定された小中学校での実習)

予復習

実習記録の作成(準備時間2時間以上)

担当

岡部、田村

16 内容

実習事後の報告:各自が報告書を作成し、報告を行う。

予復習

報告の準備

担当

岡部、田村

準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

⑴ 事前指導における配布資料

参考書・文献

特になし

履修条件

⑴ 介護体験を済ませていること

⑵ 「英語科教育法 I」の単位を修得していることが望ましい

ICT活用
実務経験
備考