1 |
内容 |
「こころ」と「文化」を通して何を知ろうとしているのか:「こころ」も「文化」も日常的に使用される言葉ですが、その意味はと問われれば、それほど自明な意味を持つものではありません。第1回目の授業では、この「こころ」と「文化」がどこから発しているかを問います。
|
予復習 |
各回の準備学習の概要を挙げます。
「わたしの確認」の課題をしてください。
|
担当 |
|
2 |
内容 |
「こころ」はどのようにしてできてきたのか1:「こころ」は人間に特有なものであるということを心理学、古人類学、宗教を通して理解していきます。受講者は自分自身のこころを内省する作業をします。
|
予復習 |
「個人主義」と「星の王子様」を通して「わたし」を考え、表現する練習をします。「星の王子様」の該当部分を読んでおいてください。(準備時間4時間)
|
担当 |
|
3 |
内容 |
「こころ」はどのようにしてできてきたのか2:「こころ」はわたしたちの言語を通して確認できます。英語の「冠詞」を使って「こころ」が人間特有であること、そして、そこから文化が生まれてきたことを解説します。皆さんは、そのこころを自身の中で確認してください。
|
予復習 |
英語の「冠詞」を使って「こころ」の性質を考えてみましょう。誰もが英語で習った「冠詞」について、知っていることをまとめておいてください。
|
担当 |
|
4 |
内容 |
「こころ」はどのようにしてできたのか3:心理学が示してくれる「こころ」に関しての概説をします。わたしたちの「こころ」がどのようにできてきたのかに関する複数の考え方を確認しておきましょう。
|
予復習 |
心理学の理論に沿った「こころの立ち上がり」に関する参考資料を読んでおいてください。
|
担当 |
|
5 |
内容 |
ブックレポート1:「こころ」についての課題文献の解説(心理学)「こころ」に関するまとめと、その「こころ」と「文化」の関連を扱います。
|
予復習 |
第一のブックレポートの課題を読んでください。この課題では「こころ」が立ち上がるとはどのような事かを考えていきます。(準備時間4時間)
|
担当 |
|
6 |
内容 |
「文化」の普遍性と特色1:この回から「文化」に焦点を移します。「こころと人間関係」を扱った日本文化論を複数扱います。
|
予復習 |
甘えについての資料を、読み、日本の文化の中にある甘えとその甘えが人間関係の中にどんな影響を残しているかを考察してください。(準備時間2時間)
|
担当 |
|
7 |
内容 |
「文化」の普遍性と特色2:「こころと社会」を扱った日本文化論の概説をします。受講生は、この概説を参考に日本文化の特徴を日常生活の中で見つけるよう指導されます。
|
予復習 |
日本の社会についての配布資料を読み、日本社会の特徴と自分自身の日常から関連する例を見つけてください。
|
担当 |
|
8 |
内容 |
「文化」の普遍性と特色3:「こころと国家」日本の文化論の中より国家観に関連があるものを扱います。
|
予復習 |
日本国憲法の指定部分を読みましょう。そして、この憲法の部分がわたしたちの「こころ」と「文化」にどんな意味を持っているかを考えておいてください。
|
担当 |
|
9 |
内容 |
ブックレポート2:「文化論」についての課題文献の解説(文化人類学)をします。「こころと文化」に関するまとめと、文化論の役割と影響に
|
予復習 |
第二のブックレポートは「文化論」を課題として出します。
|
担当 |
|
10 |
内容 |
「こころと文化」応用編1:個人主義と集団主義という視点より各自が自分自身で日本の文化と国の在り方を考えていく素地を固めていきます。
|
予復習 |
日常的な日本語表現に敏感になりましょう。いくつかのこころを表現する日本語表現を採集してもらいます。
|
担当 |
|
11 |
内容 |
「こころと文化」応用編2:自然宗教と一神教の概説をします。皆さんは、自分自身が持っている信仰の種類と特徴を意識することで宗教とこころと文化の3点を結んでいきます。
|
予復習 |
身の回りの宗教的な習慣や行事等についてのリサーチをしてください。
|
担当 |
|
12 |
内容 |
「こころと文化」応用編3:ナラティブ(語り)とこころと文化の3点を結んで「こころと文化」の理解を試みます。
|
予復習 |
この回に扱うナラティブと物語に関するプリントを熟読しておいてください。
|
担当 |
|
13 |
内容 |
「こころと文化」物語分析を通してこころを知る
レポート:「わたしの文化論」を書こう
|
予復習 |
自分自身の問題意識に基づいたテーマを探す。
|
担当 |
|
14 |
内容 |
こころと文化―わたしたちが生きる現代の日本が持つ課題1:これまでの学びをつかってわたしたちの社会に抜きがたくある「いじめ」に対しての理解と解決への試みをしましょう。
|
予復習 |
いじめに関する資料を読むことと、この問題をこれまでに学んだ「こころと文化」を参考に理解する。
|
担当 |
|
15 |
内容 |
こころと文化―わたしたちが生きる現代の日本が持つ課題2:日常の問題を「国家と個人」という視点からの分析を試みましょう。
|
予復習 |
国家と個人の関係において課題となることがあるかについての考察をする。
|
担当 |
|
16 |
内容 |
「こころと文化」で学んだこととわたしたちの日常
|
予復習 |
|
担当 |
|