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グローバル文化論
駒込 希
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

本授業は、文化学科の専門基礎科目として開講されている。本授業では、グローバル化が文化面に与える影響を中心に考察する。グローバル化は、文化のみならず、政治、経済、社会などさまざまな領域に影響を与えており、それらは相互に密接なつながりをもつ。そのため、全15回の授業のうち、前半では、政治、経済、社会のグローバル化とはどのような現象なのかを学習する。そして、後半では、グローバル化がわれわれの身の回りの文化にどのような影響を与えているのかを具体的な事例を通じて考察する。

学習到着目標

・グローバル化とはなにかを理解すること。

・本授業にて取り扱う事例を通じて、グローバル化が文化に及ぼす影響を理解すること。

・グローバル化により生じる問題を論理的に考察し、表現する能力を身に着けること。

成績評価方法

発表40%、レポート30%、リアクション・ペーパー30%(各回、リアクション・ペーパーの提出を求める。)         

課題に対する
フィードバック方法

リアクション・ペーパーや発表に対し、フィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション:本授業の概要と目的に関する解説を行った上で、第13、第14回目の授業で実施する学生発表や最終レポートの内容について説明を行う。

予復習

授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を行うこと。

担当
2 内容

グローバル化とは?:グローバル化の歴史を学習するとともに、グローバル化とはなにかを理解する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
3 内容

グローバル化と経済:経済のグローバル化を多国籍企業の事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
4 内容

グローバル化と政治:政治のグローバル化を国際機関やNGOの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
5 内容

グローバル化と社会①:難民のグローバル化を世界各地で起こっている紛争や難民受け入れ国の事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
6 内容

グローバル化と社会②:環境問題のグローバル化を気候変動の事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
7 内容

グローバル化と文化①:食文化のグローバル化をファストフードの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
8 内容

グローバル化と文化②:ファッションのグローバル化を衣類やコスメの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
9 内容

グローバル化と文化③:エンターテインメントのグローバル化をテーマパークの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
10 内容

グローバル化と文化④:観光のグローバル化をオーバーツーリズムの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
11 内容

グローバル化と文化⑤:再生産領域のグローバル化を家父長制家族の事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
12 内容

グローバル化と文化⑥:人の移動のグローバル化がもたらした文化の衝突をムスリムの事例から学習する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
13 内容

学生発表①(前半組):グループごとに、自分たちが関心のあるグローバル化の影響を受けた文化を調査し、その実態や特徴を発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめ、自分の発表に向け準備を行うこと。

担当
14 内容

学生発表②(後半組):グループごとに、自分たちが関心のあるグローバル化の影響を受けた文化を調査し、その実態や特徴を発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめること。

担当
15 内容

総括:これまでの授業内容を振り返り、学んできたことを再確認する。

予復習

これまでの授業で学習したことを復習し、不明な点などがあったら質問できるよう準備を行うこと。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

事前に授業の関連文献を配付するので、予習して授業に臨み、授業で学習したことは自分の言葉でまとめ整理するよう努めてください。

教科書

特定の教科書は用いないが、適宜資料を配布する。

参考書・文献

適宜資料を配布する。

履修条件

特になし。

ICT活用 ■自主学習支援【必要に応じてGoogle Classroomを活用する。】
実務経験
備考