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文化多様性論【ユニバーサルデザイン論】
榊原 直樹
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

講義形式の授業形態により、人間の多様性とそれによって生み出されるユニバーサルデザインの文化について考察し理解を深める。障害者や高齢者などマイノリティーに属する人たちの現状について学ぶ。次に彼らによって生み出される多様なユニバーサルデザイン文化について、多くの事例の資料やスライド、映像などを通じて知り、一般に広がっていく経緯を知ってユニバーサルデザイン文化に多様性をもたらすことを理解する。

学習到着目標

1.ユニバーサルデザインとはなにか、概念や歴史を理解する。2.障害者や高齢者など、多様な人々の特性について理解する。3.多様な人々が使う道具や環境、接遇について理解し対応できるようになる。7つの力の内、課題発見力と他者尊重を育む。

成績評価方法

小レポート 70% 最終レポート 30%

課題に対する
フィードバック方法

質問等は随時答える。小レポート等は提出した翌週にフィードバックをおこなう。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

はじめに

授業の進め方を説明する。ユニバーサルデザインの基本的な考え方について解説する。

予復習

予習復習は合わせて4時間を目処に行うこと。

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
2 内容

概念と歴史

ユニバーサルデザインの概念や歴史について解説する。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
3 内容

ユーザー特性Ⅰ

高齢者や障害者を中心に、ユーザーの人間工学的な特性について、主に視力に関する解説を行う。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
4 内容

ワークショップⅠ

主に視覚障害の方への障害を持つ人への接客・接遇に関する配慮について、ワークショップ形式で学ぶ。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
5 内容

ユーザー特性Ⅱ

高齢者や障害者を中心に、ユーザーの人間工学的な特性について、主に聴力に関する解説を行う。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
6 内容

ワークショップⅡ

主に聴覚障害の方への障害を持つ人への接客・接遇に関する配慮について、ワークショップ形式で学ぶ。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
7 内容

ユーザー特性Ⅲ

高齢者や障害者を中心に、ユーザーの人間工学的な特性について、主に動作に関する解説を行う。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
8 内容

ワークショップⅢ

主に車イス利用者の方への障害を持つ人への接客・接遇に関する配慮について、ワークショップ形式で学ぶ。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
9 内容

ユニバーサルツーリズムⅠ

年齢や障害に関係なく、誰もが観光を楽しむために必要な配慮について考える。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
10 内容

ユニバーサルツーリズムⅡ

年齢や障害に関係なく、誰もが観光を楽しむために必要な配慮の1つとして、バリアフリー情報をまとめたバリアフリーマップの問題点ついて、実際にマップを作りながら考える。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
11 内容

障害とスポーツⅠ

リハビリテーションの一環として始まった障害者スポーツは、いまや様座な人が一緒に体験できるユニバーサルなものになっている。多様な人が参加できるスポーツについて解説する。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
12 内容

障害とスポーツⅡ

多様な人が参加できるスポーツとして「ボッチャ」を紹介し、実際に体験する。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
13 内容

イベントのユニバーサルデザインⅠ

イベントを主催するときに、どのような配慮が必要かについて、実際にイベントの企画を考えながら対応策を検討する。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
14 内容

イベントのユニバーサルデザインⅡ

イベントを主催するときに、どのような配慮が必要かについて、実際にイベントの企画を考えながら対応策を検討する。

予復習

次回の講義資料を配付するので、予習しておくこと。

授業範囲の復習を行うこと。

担当
15 内容

まとめ

これまでの講義を振り返り、ユニバーサルデザインを社会に活かす方法について解説する。

予復習

授業範囲の復習を行うこと。準備学習4時間以上

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

資料を適宜配付する。

参考書・文献

「ユニバーサルデザインのちから 社会人のためのUD入門」、関根千佳、生産性出版

「ユニバーサル・デザイン―バリアフリーへの問いかけ」、川内 美彦、学芸出版社

履修条件

特に設けない。

ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【企業においてユニバーサルデザインのコンサルティングに関する業務に従事】
■所持している業務関連資格【福祉情報技術コーディネーター1級 福祉住環境コーディネーター2級】
備考

2023年度生より ユニバーサルデザイン論