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文化形成論
駒込 希
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 講義
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

本授業は、文化学科の専門基礎科目として開講されている。文化とはさまざまな要因により形成されるが、人の移動というのも、その要因のひとつであろう。そこで、本授業では、アメリカ建国当初から戦前を中心に、アメリカにおいて移民により形成された文化に着目し、それらの文化が形成された背景を考察する。全15回の授業のうち、前半ではアメリカ本土、そして、後半ではハワイに焦点をあてる。

学習到着目標

・アメリカの国民統合の理論を理解すること。

・本授業にて取り扱う事例を通じて、さまざまなエスニック集団に関する知見を深めること。

・互いに協力し、課題をこなすことを通じて、チームワークの重要性を理解すること。

成績評価方法

発表40%、レポート30%、リアクション・ペーパー30%(各回、リアクション・ペーパーの提出を求める。)   

課題に対する
フィードバック方法

リアクション・ペーパーや発表に対し、フィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション:本授業の概要と目的に関する解説を行った上で、第13、第14回目の授業で実施する学生発表や最終レポートの内容について説明を行う。

予復習

授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を行うこと。

担当
2 内容

アメリカ建国から戦前までの歴史と移民の流れ:アメリカ建国当初から戦前までのアメリカの歴史、移民政策の特徴、国民統合の理論、そして、各移民の特徴を理解する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
3 内容

アメリカ本土における事例①:アングロ・サクソン文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
4 内容

アメリカ本土における事例②:大衆文化(音楽やダンス)の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
5 内容

アメリカ本土における事例③:大衆文化(映画)の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
6 内容

アメリカ本土における事例④:食文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
7 内容

アメリカ本土における事例⑤:政治文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
8 内容

ハワイ王国成立から戦前までの歴史と移民の流れ:ハワイ王国成立から戦前までのハワイの歴史、移民政策の特徴、各移民の特徴を理解する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
9 内容

ハワイにおける事例①:食文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
10 内容

ハワイにおける事例②:服飾文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
11 内容

ハワイにおける事例③:大衆文化(音楽)の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
12 内容

ハワイにおける事例④:言語文化の形成について、その文化的・社会的背景を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
13 内容

学生発表①(前半組):グループごとに、自分たちが関心のある移民が形成した文化を調査し、その由来や社会的背景などを発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめ、自分の発表に向け準備を行うこと。

担当
14 内容

学生発表②(後半組):グループごとに、自分たちが関心のある移民が形成した文化を調査し、その由来や社会的背景などを発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめること。

担当
15 内容

総括:これまでの授業内容を振り返り、学んできたことを再確認する。

予復習

これまでの授業で学習したことを復習し、不明な点などがあったら質問できるよう準備を行うこと。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

事前に授業の関連文献を配付するので、予習して授業に臨み、授業で学習したことは自分の言葉でまとめ整理するよう努めてください。

教科書

特定の教科書は用いないが、適宜資料を配布する。

参考書・文献

適宜資料を配布する。

履修条件

特になし。

ICT活用 ■自主学習支援【必要に応じてGoogle Classroomを活用する。】
実務経験
備考