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文化活動演習Ⅱ
駒込 希
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 選択 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

本授業は、文化学科の専門展開科目として開講されている。本授業では、デジタルアーカイブの意義や活用方法、そして、デジタル化のスキルを学習する。デジタルアーカイブとは、歴史や文化資産をデジタル情報として記録、保存し、ネットワーク技術を通じて共有する仕組みのことである。全15回の授業のうち、前半では、デジタルアーカイブを構築するために必要とする知識やスキルを身に着ける。そして、後半では、博物館、美術館、図書館などで公開されているデジタルアーカイブを事例として取り上げ、その特性や活用法について理解を深める。

学習到着目標

・本授業で習得したデジタル技術を自分の専門領域で応用することができる力を身に着ける。

・チームで協力し、問題を解決することの重要性を理解する。 

成績評価方法

発表40%、レポート30%、リアクション・ペーパー30%(各回、リアクション・ペーパーの提出を求める。)         

課題に対する
フィードバック方法

リアクション・ペーパーや発表に対し、フィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション:本授業の概要と目的に関する解説を行った上で、第13、第14回目の授業で実施する学生発表や最終レポートの内容について説明を行う。

予復習

授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を行うこと。

担当
2 内容

デジタルアーカイブとは?:デジタルアーカイブの定義、対象などを理解する。また、実際にデジタルアーカイブを使用してみる。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
3 内容

デジタルアーカイブの意義:デジタルアーカイブを構築する上でのメリット、デメリットを考察する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
4 内容

デジタルアーカイブ構築の流れ①:デジタル化する資産の選定や調査、予算などの企画、画像ファイルのフォーマットや作業方法を理解する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
5 内容

デジタルアーカイブ構築の流れ②:デジタルアーカイブの構築にかかわるスキャニングやデータ作成などの技術を学ぶ。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
6 内容

デジタル化体験①:デジタル化する資料について知る。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
7 内容

デジタル化体験②:実際に資料をデジタル化してみる。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
8 内容

デジタルアーカイブをめぐる法規制:デジタルアーカイブをめぐる著作権の権利処理を理解する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
9 内容

事例研究①:美術館、博物館におけるデジタルアーカイブを取り上げ、特性や活用方法を考察する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
10 内容

事例研究②:図書館、公文書館におけるデジタルアーカイブを取り上げ、特性や活用方法を考察する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
11 内容

事例研究③:海外のデジタルアーカイブを取り上げ、特性や活用法を考察する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
12 内容

事例研究④:ユーザー参加型のデジタルアーカイブを用いて、編集等を体験する。

予復習

事前に授業の関連文献を配付するので、予習しておくこと。また、授業で学習したことを整理し、自分の言葉でまとめること。さらに、発表に向け準備を進めておくこと。

担当
13 内容

学生発表①(前半組):グループごとに、自分たちが関心のあるデジタルアーカイブを調査

し、その特性や活用方法を発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめ、自分の発表に向け準備を行うこと。

担当
14 内容

学生発表②(後半組):グループごとに、自分たちが関心のあるデジタルアーカイブを調査し、その特性や活用方法を発表する。

予復習

発表担当者は、質問されたことや指摘されたことを整理すること。また、発表者以外は、発表者のプレゼンテーションから得た知見を整理し、自分の言葉でまとめること。

担当
15 内容

総括:これまでの授業内容を振り返り、学んできたことを再確認する。

予復習

これまでの授業で学習したことを復習し、不明な点などがあったら質問できるよう準備を行うこと。

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

事前に授業の関連文献を配付するので、予習して授業に臨み、授業で学習したことは自分の言葉でまとめ整理するよう努めてください。

教科書

特定の教科書は用いないが、適宜資料を配布する。

参考書・文献

適宜資料を配布する。

履修条件

特になし。

ICT活用 ■自主学習支援【必要に応じてGoogle Classroomを活用する。】
実務経験 ■実務経験の内容【大学で司書としての勤務経験あり】
■所持している業務関連資格【司書、司書教諭】
備考