30532
博物館実習
山貝 征典
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 実技・実習
履修区分 選択 単位数 3単位
配当年次 3・4年 開講期 通年
授業の概要

この科目は、学芸員養成課程の教育において学んだ知識や技術、理論を生かし、学内及び館園での実習や実技を通して、学芸員に必要とされる知識・技術等の基礎を修得することを目標とする。「学内実習」においては学内の実習施設等において資料の取り扱いや収集、保管、展示、整理、分類等の方法、調査研究の手法等について学ぶ。「館園実習」においては、学内実習で学んだ内容を博物館の現場で実際に経験することで、博物館の理念や設置目的、業務の流れ等に対する理解を深める。

学習到着目標

学内実習および館園実習を通じて、博物館での業務に必要なコミュニケーション力を身につける。また実際の実技や事前準備、学外での実習などにおいて、自から積極的に行動する行動力が求められるので、その力を伸ばすことを目標とする。

成績評価方法

事前準備を含む学内実習で40%、事前・事後研修の内容で30%、館園実習の取り組みで30%、で評価を行う。

課題に対する
フィードバック方法

授業中に書いてもらうリアクションペーパーによる感想や質問を翌週の授業で取り上げ、コメントをし、理解を深める。

アクティブ
ラーニング要素
■外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

イントロダクション~授業概要説明:博物館実習の位置付け、取り組みの概要についての大枠を提示し、どのように授業が進行するか理解する。

予復習

次週までにテキストを読み、疑問や不明点をまとめてくること。

担当
2 内容

学内実習:資料の取り扱い及び整理・分類に関する実習を行う。

予復習

資料の取り扱い、整理・分類方法の復習をする。

担当
3 内容

学内実習:資料の取り扱い及び整理・分類に関する実習を行う。

予復習

資料の取り扱い、整理・分類方法の復習をする。

担当
4 内容

学内実習:資料の調査・研究方法に関する実習を行う。

予復習

資料の調査研究方法の復習をする。

担当
5 内容

学内実習:資料の調査・研究方法に関する実習を行う。

予復習

資料の調査研究方法の復習をする。

担当
6 内容

学内実習:展示設計、展示の解説技術に関する実習を行う。

予復習

展示の解説技術の具体的方法に関して復習をする。

担当
7 内容

学内実習:展示設計、展示の解説技術に関する実習を行う。

予復習

展示の解説技術の具体的方法に関して復習をする。

担当
8 内容

学内実習:教育普及活動・交流事業の企画立案、広報に関する実習を行う。

予復習

博物館の広報物についてリサーチする。

担当
9 内容

学内実習:教育普及活動・交流事業の企画立案、広報に関する実習を行う。

予復習

博物館の広報物についてリサーチする。

担当
10 内容

事前準備学習:実習に関する調査、館園のリサーチ、アポイントメントや応募に関する調整を行う。

予復習

実習の申し込みや応募に関して各自で掘り下げる。

担当
11 内容

事前準備学習:館園のリサーチ、アポイントメントや応募に関する調整を行い、具体的な準備を行う。

予復習

応募の具体的な準備を行う。(準備学習4時間以上)

担当
12 内容

館園実習:学外で、実際の博物館において実習を行う。

予復習

学外での実習記録をこまめにつける。

担当
13 内容

事後学習:博物館実習にて体験したことをふりかえり、取りまとめる。

予復習

学外での実習記録のふりかえりを書く。

担当
14 内容

事後学習:これまでに取り組んだ実習概要について、学生相互に情報をシェアし、ふりかえりを行う。

予復習

相互にシェアした情報をまとめる。

担当
15 内容

まとめとふりかえり:学内実習・館園実習・事前事後学習を通じて学んだことをまとめる。

予復習

まとめのレポートを期限までに執筆する。(準備学習4時間以上)

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

田中梨枝子『博物館実習ガイドブック』京都造形芸術大学 東北芸術工科大学出版局 藝術学舎

参考書・文献

日本博物館協会『博物館資料取扱いガイドブック―文化財、美術品等梱包・輸送の手引き―<改訂版>』ぎょうせい、水藤真『博物館を考える〈2〉博物館実習とこれからの博物館』山川出版社

履修条件

学芸員資格希望者の課程履修者は必修の授業となる、3-4年次通じて履修すること。「学内実習」「事前・事後研修」「館園実習」の3つの内容を行う。

ICT活用 ■双方向型授業【プレゼンテーションや実習を通じて、双方向に理解を深める】
■自主学習支援【Eメールやクラウドサービスを使用し、資料配布やレポート添削を行う】
実務経験 ■実務経験の内容【美術館で学芸員としての勤務経験あり】
■所持している業務関連資格【学芸員】
備考

2023年度生より 配当年次3年