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専門応用演習B(山貝)
山貝 征典
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 文化学科 専門教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 4年 開講期 通年
授業の概要

この授業は、現代美術やデザインなどの芸術文化分野に関する調査研究および論文執筆、作品制作、プロジェクトの実施を行い、卒業研究・論文として完成させるための授業である。作品研究、作家研究、実制作、アート・マネジメント実施などを通じて、4年間の集大成としての研究を実施する。テーマによってアートやデザインに関する制作物・成果物・作品等をともなう研究であったとしても、かならず最終的にはテキストとして卒業論文にまとめる。

学習到着目標

これまでに身につけた論理的思考力や企画立案力を基に学びの集大成として「卒業研究・論文」の執筆、研究・制作、企画や実施を行う。スケジュールを立て最終目標に向かって他者とコミュニケーションを取りながら、自身の力で研究を進める能力を身につける。

成績評価方法

<卒業研究・論文」チェックシート>に基づき、規格・書式、問題提起、論文構成、情報収集・分析能力および論述、文章表現力、引用・註、適切な参考文献の各項目について採点し評価する。研究への取り組み(30%)、卒論研究成果(50%)、研究成果の報告・発表(20%)を基に評価をする。

課題に対する
フィードバック方法

論文や制作の指導に合わせて、各時間の面談ごとに進捗状況を確認しフィードバックを行う。7つの力ルーブリックアンケートを用いて,自身の学修目標の到達状況について自己評価を行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 ■フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション、授業およびのスケジュールについて3年次の専門演習時に進めていた研究のイメージをさらに膨らませ、1年間の研究準備を行い、スケジュールを立てる。

予復習

今後の授業全体の流れについて理解して回目に臨むこと

担当
2 内容

研究テーマの考察:決定した研究テーマについて、適切な仮タイトルを決定する。

予復習

仮タイトルは提出前によく確認する

担当
3 内容

先行研究検討1:あらゆる分野の研究には、先行研究が何らかのかたちで必ず存在する。それを調べ、適切に参考にし、自身の研究のオリジナリティを構築する。

予復習

先行研究検討の振り返り

担当
4 内容

先行研究検討2:それそれが分析した先行研究について相互に発表し、理解を深める。

予復習

先行研究検討の振り返り

担当
5 内容

データの収集、作品・作家分析1:文献の適切な収集や引用方法、データの収集や分析には、研究に際して規則や決まりごとがある。それを適切に理解しながらデータを収集し、分析を行う。

予復習

データの収集や分析方法の振り返り

担当
6 内容

データの収集、作品・作家分析2:広く集めたデータをどのように研究に生かすかの、選択と集中の方法について習得する。

予復習

データの収集や分析方法の振り返り

担当
7 内容

中間発表準備:研究は、最終的に他者に発表し、評価や批評を受けて発展していくものである。ゼミ内での中間発表にむけて準備を進める。

予復習

中間発表の準備を行う(準備学習4時間以上)

担当
8 内容

中間発表、進捗状況の報告:中間時点での研究の進捗状況を相互に報告し、足りないところを理解し、他者の優れている点はうまく参考にできるよう振り返る。

予復習

他者の発表を確認し、自身の研究にフィードバックさせる

担当
9 内容

考察と検討1:進行している研究に対して、その理解や進捗が適切か考察し、振り返りながら検討する。

予復習

研究考察と検討の振り返り

担当
10 内容

考察と検討2:進行している研究論文に対して、そのフォーマットや執筆のルールが適切か、振り返りながら検討する。

予復習

研究考察と検討の振り返り

担当
11 内容

論文執筆指導1:論文執筆に関する、書誌情報の適切な記述方法やまとめかたについて理解する。

予復習

論文記述方法の振り返り

担当
12 内容

論文執筆指導②:論文執筆に関する、文章の構築方法や資料引用の取りまとめについて習得する。

予復習

資料引用方法の振り返り

担当
13 内容

プレゼンテーションの準備、資料制作:最終のプレゼンテーションに向けて、レジュメの制作およびパワーポイントの制作を行う。

予復習

最終プレゼンテーションの準備(準備学習4時間以上)

担当
14 内容

研究成果のプレゼンテーション:ゼミ内にて、研究結果をプレゼンテーションする。

予復習

プレゼンテーションの振り返り

担当
15 内容

卒業研究発表会の準備、まとめ:ポスター発表用のポスター制作、また選抜されたものは口頭発表の準備を行うとともに、最終的な全体のまとめを行う。7つの力ルーブリックアンケートを行う。

予復習

卒業研究発表会の準備を行う(準備学習4時間以上)

担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

課題やレポート提出が必要な場合はそれらに取り組み、常に授業内容の理解を深めるための学習時間が必要となる。

教科書

テーマごとに指示し、授業内で随時プリントを配布する。

参考書・文献

暮沢剛巳編『現代美術を知るクリティカル・ワーズ』フィルムアート社、高島直之監修『デザイン史を学ぶクリティカル・ワーズ』フィルムアート社

履修条件

特になし。

ICT活用 ■双方向型授業【個別に論文執筆や研究の進捗について面談しながら指導を行う。】
■自主学習支援【GoogleクラスルームやEメールを使用し資料配布やレポート添削を行う。】
実務経験
備考