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病態生理と治療・薬理Ⅰ(新カリ)
山本 博昭・成田 淳
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

心臓・血管、呼吸器、消化器、乳腺、泌尿器などの各臓器の特性を理解した上で、それぞれの疾患についての病因、病態、診断、治療についての基礎的知識を修得する。

学習到着目標

各臓器の疾患の発生機序と病態、症状、および各疾患の検査、診断、治療について説明できるようになることを目標とする。

成績評価方法

定期試験100%

課題に対する
フィードバック方法

授業に関する質問やリアクションペーパーでの要望に応える。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

心不全とその病態の理解をする。原疾患としての弁膜症、心筋症などについて学習する。心不全、弁膜症との関係、血液凝固、関連する薬剤について学習する。

予復習

系統看護学講座:循環器p152-174

担当

山本

2 内容

不整脈、特に心房細動と血栓塞栓症、またペースメーカーなどについて学習する。心不全、弁膜症との関係、血液凝固、関連する薬剤について学習する。

予復習

系統看護学講座:循環器p175-201

担当

山本

3 内容

虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について学習する。動脈硬化とその原因(危険因子)としての高血圧、高脂血症などの学習。抗血小板薬について学習する。

予復習

系統看護学講座:循環器p122-150

担当

山本

4 内容

弁膜症、先天性心疾患、血管疾患について学習する。外科治療についても学習する。

予復習

系統看護学講座:循環器p201-207、p215-235

担当

山本

5 内容

呼吸不全とその原因(肺炎、間質性肺炎)について学習する。肺循環疾患(肺血栓塞栓症など)について学習する。

予復習

系統看護学講座:呼吸器p137-190

担当

山本

6 内容

呼吸器疾患、呼吸不全の症候論と治療について学習する。

予復習

系統看護学講座:呼吸器p56-136

担当

山本

7 内容

循環器呼吸器疾患と自律神経の関係、薬について学習する+まとめ

予復習

ナーシンググラフィカ:臨床薬理p35-66

担当

山本

8 内容

消化管・肝胆膵の病態生理を理解する。嘔気嘔吐、吐下血、便秘、下痢、腹水、黄疸、などを理解する。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。

病態生理学p157~186 疾病と治療p78~94

復習:嘔吐について復習する。

担当

成田

9 内容

消化管・肝胆膵の疾病と治療を学ぶ。胃食道逆流症、静脈瘤、胃炎、胃十二指腸潰瘍、肝炎、肝硬変、胆石症・胆嚢炎、膵炎、急性虫垂炎、腸閉塞、大腸炎を理解する。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。

ナーシング・グラフィカ疾病と治療p78~140

復習:腸閉塞について復習する。

担当

成田

10 内容

腹痛の理解を深める。消化管壁の構造を知り、消化管のがんの理解を深める。

嚥下障害の理解を深める。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。病態生理学p136~139 p151~156 疾病と治療p92~95 p141~143   復習:腹痛と嚥下障害について復習す

担当

成田

11 内容

内分泌(甲状腺、膵臓、副腎、性腺)の病態生理を理解し、疾病・治療を学ぶ。 

診療録・電子カルテ、クリパス活動について理解を深める。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。     

解剖生理学p229~243         

疾病と治療p194~208

担当

成田

12 内容

腎、泌尿器の病態生理を理解し、疾病・治療を学ぶ。

栄養・NSTについて理解を深める。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。          解剖生理学 p196~217、p319~328 疾病と治療 

p156~190 復習:栄養について復習する。

担当

成田

13 内容

気胸、肺がんなどの呼吸器疾患を学び、胸腔・腹腔について理解を深める。 

呼吸困難について理解を深める。    

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。          病態生理学 p109~113 疾病と治療 p69~76

復習:胸腔に関して復習する。

担当

成田

14 内容

〝がん〟について理解を深める。肝細胞がん、膵がんを学ぶ。

〝人の痛み〟について理解を深める。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。

病態生理学 p72~80 疾病と治療 p110~112 

124~126 復習:腫瘍について復習する。

担当

成田

15 内容

〝乳がん〟を学ぶ。                                        チーム医療について理解を深める。

予復習

予習:以下の箇所を読んで授業に臨む。

疾病と治療 p225~230    

担当

成田

16 内容

定期試験

予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学 呼吸器、循環器、ナーシンググラフィカ 人体の構造と機能①解剖生理学

参考書・文献

毎回、参考資料を配布する。

履修条件
ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【病院勤務】
■所持している業務関連資格【医師】
備考