大学名 |
清泉女学院大学 |
学部・学科 |
看護学科 専門教育科目 |
開講キャンバス |
東口 |
授業形態 |
講義 |
履修区分 |
必修 |
単位数 |
2単位 |
配当年次 |
2年 |
開講期 |
秋 |
授業の概要 |
周産期・産科学、生殖器系の健康障害、小児期の内科的治療と薬理に関する基礎的知識を学習する。疾病の理解とともに、病態と回復過程におけるケアを含めて学ぶ。
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学習到着目標 |
①胎児、新生児・幼児・小児と変化する時期のヒトの成長発達の生理と病態生理を理解し、児と保護者とを生物/心理/社会的に一体としてケアし支援できる基本的な知識を身につける。②女性の身体の発育やホルモンの働きを学び、女性の生涯健康についての知識を身につける。③妊娠、出産に伴う疾患や異常を理解し、適切な看護のあり方を考えられるようにする。
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成績評価方法 |
学修理解度チェック:各回の最後に、形成的評価として授業内容の理解度チェックを行う(100%)
授業の参加度(20%)、定期試験(70%)、課題レポート(10%)
遅刻、欠席は理由を要する。
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課題に対する フィードバック方法 |
学修理解度チェックの評価において全体の80%に満たない項目については、翌回の冒頭(No4にあっては当日の最後)に修正講義を行う。(15分)
課題レポートに対してはコメントを記して返却する。
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アクティブ ラーニング要素 |
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー |
授業計画 授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当 |
1 |
内容 |
小児の感染症と呼吸器疾患の病態生理と、観察・ケアの要点
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予復習 |
教科書の通読
自分自身の感染症や呼吸器疾患の病歴振り返り
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担当 |
番場
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2 |
内容 |
小児の免疫・アレルギー・膠原病の病態生理と、観察・ケアの要点
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予復習 |
教科書の通読
自分自身の免疫・アレルギー・膠原病の病歴振り返り
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担当 |
番場
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3 |
内容 |
小児の消化器・神経・筋骨格・精神疾患の病態生理と、観察・ケアの要点
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予復習 |
教科書の通読
自分自身の消化器・神経・筋骨格・精神疾患の病歴振り返り
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担当 |
番場
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4 |
内容 |
小児の外科疾患・眼疾患の病態生理と、観察・ケアの要点
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予復習 |
教科書の通読
自分自身の外科疾患・眼疾患の病歴振り返り
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担当 |
番場
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5 |
内容 |
新生児の特徴と、この時期に特有の疾患を学ぶ
先天性の遺伝子疾患、代謝疾患について概説する
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予復習 |
教科書の通読
疑問点の整理
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担当 |
池野
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6 |
内容 |
小児期の循環器疾患の症状とその生理的特徴を学ぶ
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予復習 |
教科書の通読
前回の要点の記憶
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担当 |
池野
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7 |
内容 |
小児内分泌・代謝疾患の症状、検査所見と治療を学ぶ
小児期の血液疾患の症状、検査所見、治療を学ぶ
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予復習 |
教科書の通読
前回の要点の記憶
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担当 |
池野
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8 |
内容 |
妊娠初期の異常
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予復習 |
「母性看護の実践」3を読んで授業に臨む。
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担当 |
渡邉
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9 |
内容 |
妊娠期の異常
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予復習 |
「母性看護の実践」3を読んで授業に臨む。
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担当 |
渡邉
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10 |
内容 |
分娩期の異常
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予復習 |
「母性看護の実践」5を読んで授業に臨む。
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担当 |
渡邉
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11 |
内容 |
産褥期の異常
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予復習 |
「母性看護の実践」8を読んで授業に臨む。
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担当 |
渡邉
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12 |
内容 |
生殖に関する生理
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予復習 |
「概論・リプロダクティブヘルスと看護」6を読んで授業に臨む。
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担当 |
山本
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13 |
内容 |
生殖における健康問題①
月経異常、性感染症
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予復習 |
「概論・リプロダクティブヘルスと看護」7を読んで授業に臨む。
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担当 |
山本
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14 |
内容 |
生殖における健康問題②
女性生殖器の腫瘍、更年期・老年期の健康問題
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予復習 |
「概論・リプロダクティブヘルスと看護」7・9を読んで授業に臨む。(準備学習時間1時間)
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担当 |
山本
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15 |
内容 |
不妊症
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予復習 |
「概論・リプロダクティブヘルスと看護」8を読んで授業に臨む。
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担当 |
山本
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16 |
内容 |
定期試験
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予復習 |
準備時間4時間
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担当 |
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準備学修 (予習・復習)時間 |
「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。
常に授業内容の理解を深めるための学習時間が必要になります。
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教科書 |
小児看護学③、母性看護学①「概論・リプロダクティブヘルスと看護」、母性看護学②「母性看護の実践」(ナーシンググラフィカ)
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参考書・文献 |
家庭の医学(主婦の友社)
他、適宜授業内で提示する。
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履修条件 |
小児看護学概論の単位を取得していること。
ウイメンズヘルス看護学概論とウイメンズヘルス看護学演習Ⅰを履修していること。
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ICT活用 |
■遠隔授業【文書で理解が難しい部門は、動画を用いて解説する】 |
実務経験 |
■実務経験の内容【病院、クリニック勤務(小児科、産婦人科)】 ■所持している業務関連資格【医師】 |
備考 |
※助産学専攻科学内選抜を希望する場合には、本科目の成績評価で「良(B)」以上の取得が必須となる。(2020年度入学生から)
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