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ケア方法論Ⅰ:ヘルスアセスメント
大関 春美・宮林 郁子・原 厚子・嶋﨑 昌子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

対象の生活者としての身体的および心理・社会的・スピリチュアルな健康状態を、全人的・倫理的配慮をもって多角的にアセスメントできるために、系統立てたヘルスアセスメントの知識と技術と姿勢を学修する。患者のニーズを深くとらえるために、日常行動からみる健康時と予期せぬ健康障害の身体的・心理社会的・スピリチュアルの変化への反応と適応を学ぶ。観察・アセスメントをより正確に効果的に行うために、アセスメントを①人体の構造と機能、基本的メカニズム、発達的変化、健康レベルおよび生活に応じた変化、②基礎的観察の方法、応用的シミュレーションの活用、事例等をとおして総合的に学修する。学修方法としては、教授-学習実践(Teaching-Learning Practice)における適切な質問や振り返りに注目し、カリキュラム全体の基にあるクリティカルシンキングの育成する特化科目として、既習の知識の変換を促す。

学習到着目標

看護の視点から対象者の身体的・心理的・社会的な健康状態をアセスメントして、対象者がどのようなケアを必要としているのかを判断するプロセスと評価の重要性を理解でき、実施、評価できる。 対象者の健康状態をアセスメントできる基本的な技術を修得できる。

成績評価方法

定期試験 50%、技術評価 30%、課題・レポート・小テスト 20%

課題に対する
フィードバック方法

授業時に全体へのフィードバックする。必要に応じて、グループや個別にフィードバックする。


Google Classroom を活用する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) ■実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

ガイダンス

講義:看護におけるヘルスアセスメント

予復習

予習:看護学概論で学習した「対象理解の概念」「健康‐疾病概念」についてまとめてくる

復習:まとめノート

担当

大関

2 内容

講義:健康歴の聴取

講義:フィジカルアセスメントの基本

予復習

予習:予習:看護学概論で学習した「看護判断の基盤のクリティカルシンキング」についてまとめてくる

復習:まとめノート

担当

大関

3 内容

講義:バイタルサイン

予復習

予習:バイタルサイン 教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

4 内容

演習:バイタルサイン測定

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

5 内容

講義:呼吸器系のヘルスアセスメント

予復習

予習:呼吸器の解剖学・生理学、教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

6 内容

演習:呼吸器系のヘルスアセスメント

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題

担当

宮林・大関・原・嶋崎

7 内容

講義:循環器系のヘルスアセスメント

予復習

予習:循環器の解剖学・生理学、教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

8 内容

演習:循環器系のヘルスアセスメント

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

9 内容

講義:腹部のヘルスアセスメント

予復習

予習:腹部の解剖学・生理学、教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

10 内容

演習:腹部のヘルスアセスメント

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

11 内容

講義:筋骨格系のヘルスアセスメント

予復習

予習:筋骨格の解剖学・生理学、教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

12 内容

演習:筋骨格系のヘルスアセスメント

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

13 内容

講義:脳神経系のヘルスアセスメント

予復習

予習:脳神経の解剖学・生理学、教科書指定ページの学習

復習:まとめノート

担当

大関

14 内容

演習:脳神経系のヘルスアセスメント

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

15 内容

演習:事例に基づいたバイタルサイン測定、観察

予復習

予習:演習事前課題

復習:演習の振り返り、課題、技術練習

担当

宮林・大関・原・嶋崎

16 内容

筆記試験・技術試験

予復習
担当

宮林・大関・原・嶋崎

準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

授業内容に関連する解剖学・生理学を学習する。演習後に技術練習を行うこと。

教科書

基礎看護学基礎看護技術1 第6版,メジカルフレンド社.基礎看護学基礎看護技術2 第5版,メジカルフレンド社

基礎看護学まとめノート 第1版,メジカルフレンド社.

参考書・文献

Lynn S. Bickley 福井次矢 他翻訳 ベイツ診断法 Bates' Guide to Physical Examination and History Taking メディカルサイエンス・インターナショナル.Medi-EYE.Sim Capture Enterprise Cloud.

履修条件

看護学概論を履修していること。

演習への参加は講義の聴講ならびに事前課題の実施を必須とする。

ICT活用 ■双方向型授業【Google Classroom 】
■自主学習支援【Nursing Skillsによる事前学習】
実務経験 ■実務経験の内容【看護師】
■所持している業務関連資格【看護師】
備考

授業項目の順番は入れ代わることがあるので注意すること。