42075
健康・疾病の概念基盤ラーニング演習
石川 智恵・向井 京子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

対象の全人的理解に必要な概念学習の3つの視点、1.対象の理解に必要な概念 2.健康‐疾病の理解に必要な概念 3.看護プロフェッションの理解に必要なの基盤など、概念-基盤ラーニング(Concept Based-Learning)をとおした効果的学修をめざす。とりわけ、健康‐疾病る概念を中心に、アセスメント枠組みに対応する概念の知識と各概念に対応する情報(データ)を整理し、概念を活用して情報の整理と解釈・分析を行い、関連性を考えて統合する応用学修を行う。

学習到着目標

①対象の全人的理解のための概念活用の必要性と、アセスメント枠組みにおける概念活用について理解できる。②事例の対象について、アセスメント枠組みに沿って概念を用いて情報を整理し、それぞれの情報の持つ意味を解釈・分析することができる。③②の分析の関連性を考えて、対象の全体像をとらえることができる。④対象の全体像から看護診断を導き出すことができる。

成績評価方法

授業内課題への取り組み:90%(アセスメント枠組みに沿った情報の整理とアセスメント、関連図、看護診断) 自己評価:10%

課題に対する
フィードバック方法

クラスの中で授業内容や課題学習を通して問いかけ、あるいは発問できるように促し、それに対するクラス全体および個人へのコメントを行う。課題の返却時、コメントをつけて学生へフィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

科目オリエンテーション

対象の全人的理解のために必要な看護過程のステップと概念活用の必要性について理解する。

予復習

予習:既習の解剖生理と病態生理の復習

担当

石川

2 内容

アセスメント枠組みにおける概念の活用

さまざまなアセスメント枠組みと各枠組みに対応する概念について理解する。

予復習

予習:基盤基礎看護学実習Ⅱで使用したアセスメント枠組みと看護診断について振り返る。

担当

石川

3 内容

アセスメント枠組みにおける概念の活用

各概念の定義と対応する情報(データ)を整理する。

予復習

復習:既習の知識を用いて各概念に対応する情報(データ)を整理する。

担当

石川

4 内容

事例の対象における看護過程の展開①:情報の整理

ゴードンのアセスメント枠組みに沿って、概念を活用して情報を整理する。

予復習
担当

石川

5 内容

事例の対象における看護過程の展開①:情報の整理

ゴードンのアセスメント枠組みに沿って、概念を活用して情報を整理する。

グループで共有する。

予復習

復習:グループ共有をふまえて事例の情報を整理し直す。

担当

石川

6 内容

事例の対象における看護過程の展開②:情報の解釈・分析                     

各クラスターの情報を解釈・分析する。

予復習
担当

石川

7 内容

事例の対象における看護過程の展開②:情報の解釈・分析                     

各クラスターの情報を解釈・分析する。

予復習

復習:それぞれの情報を解釈・分析する。

担当

石川

8 内容

事例の対象における看護過程の展開②:情報の解釈・分析                     

各クラスターの情報を解釈・分析する。

予復習
担当

石川

9 内容

事例の対象における看護過程の展開②:情報の解釈・分析                     

各クラスターの情報を解釈・分析する。グループで共有する。

予復習

復習:グループ共有をふまえて自分の行った解釈・分析を修正する。

担当

石川

10 内容

事例の対象における看護過程の展開③:全体像

各クラスターの分析の関連性を考えて、全体像の関連図を描く。

予復習
担当

石川

11 内容

事例の対象における看護過程の展開③:全体像

各クラスターの分析の関連性を考えて、全体像の関連図を描く。

予復習

復習:全体像の関連図を描く。

担当

石川

12 内容

事例の対象における看護過程の展開③:全体像

各クラスターの分析の関連性を考えて、全体像の関連図を描く。

予復習
担当

石川

13 内容

事例の対象における看護過程の展開③:全体像

各クラスターの分析の関連性を考えて、全体像の関連図を描く。

グループで共有する。

予復習

復習:グループ共有をふまえて関連図を修正する。

担当

石川・向井

14 内容

事例の対象における看護過程の展開④:看護診断

全体像から看護診断を導き出す。

予復習
担当

石川

15 内容

事例の対象における看護過程の展開④:看護診断

全体像から看護診断を導き出す。

グループ共有とまとめ

予復習

復習:グループ共有をふまえて看護診断を修正する。

授業の全学習過程を振り返り、自己評価を行う。

担当

石川・向井

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

授業内に提示された課題に取り組むための学習時間が必要となります。

教科書

ナーシンググラフィカ「人体の構造と機能(1):解剖生理学 第4版」(メディカ出版)

NANDA-Ⅰ看護診断 定義と分類 2021-2023(医学書院)

参考書・文献

既習の授業資料を活用する。

履修条件

本科目の単位取得が、領域別実習の前提条件になります。

ICT活用 ■自主学習支援【Google Classroomを活用して課題や資料の配信や質問に応じる等、自己学習に活用できるようにする。】
■遠隔授業【zoomやアーカイブ配信により、対面授業と遠隔授業の双方に対応できるようにする。】
実務経験
備考