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家族看護学
原 礼子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 4年 開講期
授業の概要

家族看護の目的を理解し、現代社会における家族の実態から家族の機能や役割について考える。家族を理解するための諸理論、アセスメントモデル、家族看護の展開について学ぶ。また、事例検討を通して家族に関わるプロセスや介入について学びを深める。

学習到着目標

① 現代社会における家族を取り巻く地域社会や経済状況ならびに多様な家族のかかえる諸問題を把握し、家族とは何かについて学ぶ。② 家族の発達段階を理解し、家族をひとつの単位としてとらえる必要性や重要性について理解を深める。③ 一人の家族成員を通して家族全体に働きかけていくために必要なアセスメントや介入について基礎的知識を習得し、実践の基本的態度を養う。

成績評価方法

定期試験(70%)、事例検討レポート1回(10%)、毎回の授業の最後に提出するリアクションペーパー(20%)

課題に対する
フィードバック方法

授業のはじめに前回授業のについて提出されたリアクションペーパーへのフィードバックを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク □リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

家族看護の目的と歴史:・家族の定義や家族の機能と形態の変化について学ぶ。また家族看護学の発展と動向を理解する。

予復習

「家族」に関する気になるエピソードを新聞、雑誌などから1つ選んで簡単にメモしておく。また、なぜ、それが気になったかについてもあわせてメモして授業に臨む。

担当

原 礼子

2 内容

家族の理解①:家族を理解するポイント(ジェノグラム、エコマップ、家族の発達段階と課題、家族システム)を理解する。

予復習

復習として、自分にとっての「家族」とは何かを考えてみる。家族のジェノグラムと発達段階をまとめてみる。

担当

原 礼子

3 内容

家族理解ポイント② :健康な家族についての考え方を学ぶ。家族のセルフケア機能を高める看護者と家族のパートナーシップについて学ぶ。を担う看護職の役割を考える。

予復習

予習として授業項目に該当する教科書(48頁から76頁)を読んでおくこと。復習として授業内容を振り返る。

担当

原 礼子

4 内容

代表的なアセスメントモデルを理解し、家族の看護目標と看護の展開の特徴を学ぶ。

予復習

予習として授業項目に該当する教科書(77頁から92頁)を読んでおくこと。復習としてこれまでの授業の疑問点を明らかにしておく。

担当

原 礼子

5 内容

事例検討①:これまでの講義内容をふまえ事例検討を行い家族への介入方法を考え、ディスカッションを行う。

予復習

これまでの実習で出会った患者家族1例についてまとめておく。

担当

原 礼子

6 内容

事例検討② これまでのこれまでの講義内容をふまえ事例検討を行い家族への介入方法を考え、ディスカッションを行う。

予復習

前回の事例検討で疑問点などを明らかにしておく。

担当

原 礼子

7 内容

事例検討の振り返りとまとめ 看護の対象としての家族への看護の必要性を考える。

予復習

事例から学ぶ家族看護の意義をまとめておく。

担当

原 礼子

8 内容

家族看護学の課題と展望について考える」。授業全体のまとめを行う。

予復習

家族看護実践のために求められることは何かを考えておくこと。

担当

原 礼子

9 内容
予復習
担当
10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、予習・復習を奨励します。

教科書

山崎あけみ・原礼子編集  家族看護学(改訂第3版)臨床場面と事例から考える 南江堂 2022年

参考書・文献

・木下由美子編集代表「エッセンシャル 地域看護学 第2版(事例集付き)」医歯薬出版株式会社 2009年

・宮本ふみ「無名の語り 保健師が「家族」に出会う12の物語」 医学書院 2006年

履修条件
ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【神経内科(主として難病といわれる疾患)および精神神経科での看護ケアや退院指導、地域連携。】
■所持している業務関連資格【看護師・保健師 】
備考