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成人看護学概論
山崎 章恵
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 1年 開講期
授業の概要

成人期にある人の身体的・発達的および心理・社会的側面から理解し、健康の維持・増進の支援を学ぶ。また、健康問題の特徴を生活習慣、生活と環境との関連から捉えて学ぶ。                                                

成人期の対象の対象理解と成人期の対象および家族に対する看護を実践するために必要な援助方法について学習する。対象理解については,成人の成長・発達,発達課題,成人の生活と環境,生活習慣と健康問題,健康問題に取り組む課題について理解する。

学習到着目標

1.成人期の対象の身体的・心理的・社会的な特徴,健康ニーズと健康問題について説明できる。

2.成人期の対象がもつ多様な健康観と健康の保持増進に取り組む個人および国家的な取り組みに ついて説明できる。

3.成人期の対象および家族の看護に有用な理論および概念について説明できる。

成績評価方法

試験70%、課題の提出・発表20%,グループワークへの参加・リアクションペーパーの提出10%

課題に対する
フィードバック方法

試験終了後に正解と解答上のポイントについて説明する。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション

成人期にある人の成長と発達,生活,健康,環境について

予復習

テキストの青年期・壮年期・向老期の特徴を読み,身近な対象を参考に特徴を把握しておく。エリクソンなどの発達段階に関する理論を復習する。(準備時間1時間以上)

担当

山崎章恵

2 内容

成人の生活と環境,生活習慣と生じやすい健康問題

予復習

現代日本の生活環境と成人期の対象の生活を身近な対象から考える。生活習慣が健康に及ぼす影響について復習する。

担当

山崎章恵

3 内容

成人を対象とする疾病の予防活動

予復習

テキストを読み,一次,二次,三次予防について知っておく。ヘルスプロテクションとヘルスプロモーションについて復習する。

担当

山崎章恵

4 内容

成人期の対象の健康障害と医療活動

予復習

身近にいる成人期の対象がどのような健康障害をもっているか知る。急性期・慢性期・リハビリ期にどのような医療が提供されているのか復習する。

担当

山崎章恵

5 内容

成人期の対象理解と看護援助に有用な理論と概念①

成人学習理論,ストレス・コーピング理論,危機理論・危機回避理論,自己効力理論

予復習

テキストを読み,理論の概要を知る。配布された事例をよみ,理論を用いることで対象理解や看護援助にどのように活用することができるか考える。

担当

山崎章恵

6 内容

成人期の対象理解と看護援助に有用な理論と概念②

 グループワークと発表

予復習

配布された事例をよみ,理論を用いることで対象理解や看護援助にどのように活用することができるか,グループディスカッションを行う。

担当

山崎章恵

7 内容

成人期の対象理解と看護援助に有用な理論と概念③

 理論と実践を結ぶ,そのほかの理論

予復習

グループワークの発表と対象理解と看護援助に必要なポイントを復習する。

担当

山崎章恵

8 内容

様々な状況における成人期の対象および家族の意思決定とその支援

予復習

急性期・慢性期・リハビリ期・終末期など,成人期の対象や家族がどのような状況に置かれるかを考える。健康障害をもつ成人とその家族に対して,どのような支援が必要か復習する。

担当

山崎章恵

9 内容

試験

予復習

総復習を行い試験に備える。

担当

山崎章恵

10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

黒江ゆり子編(2021):「成人看護学概論/成人保健」メヂカルフレンド社,2750円

参考書・文献

講義に必要な書籍・文献をその都度紹介する。

履修条件

看護学概論の履修

ICT活用 ■双方向型授業【クリッカーの活用など】
■自主学習支援【GoogleClassroomによる課題の提出やリアクションペーパーの提出】
実務経験
備考