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老年看護学概論
石川 りみ子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 1単位
配当年次 1年 開講期 未定
授業の概要

老年期を生きる高齢者の身体的、精神的、社会的変化を生涯発達の視点から捉え、高齢者の健康と豊かな暮らしについて学習する。高齢者を取り巻く種々の問題をふまえ、健やかな老いと人生の終焉に向けた支援を含む基礎的知識を修得する。

学習到着目標

1.老年看護の対象を理解し老年看護の理念を説明できる。2.生涯発達の視点から高齢者の身体的、精神的、社会的変化と特徴を説明できる。3.高齢者の生活史の中で培われた価値観や健康を理解し豊かな暮らしについて考える。4.高齢者の健康問題と保健医療福祉制度を説明できる。5.高齢者の権利擁護に基づく尊厳を支える看護と看取りについて記述できる。

成績評価方法

筆記試験60%、課題レポート30%、授業中の課題取り組みへの参加度10%

課題に対する
フィードバック方法

リフレクションシートを毎回配布し、疑問点や要望等の記載内容に応じてコメントを返す。レポートに対してはコメント・振り返りを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

老年看護の理念と対象理解

老いの意味と老いを生きる人を理解し、高齢者像を捉え、人生の終盤にある老いを生きる人の支援を考える。

予復習

身近な高齢者から話を聞き高齢者像を描く。教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

2 内容

高齢者の身体的、精神的、社会的加齢に伴う変化と特徴

高齢者の身体的、精神的、社会的変化と特徴を生涯発達の視点から総合的に捉え、発達課題について理解する。(課題レポート1)

予復習

高齢者の身体的、精神的、社会的変化と特徴および発達課題を教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

3 内容

高齢者の豊かな暮らしと、QOL

高齢者の暮らし、こころ、かかわり、生きがいの視点から高齢者の特性を捉え、豊かな生とQOLについて考える。

予復習

高齢者の特性とQOLを教科書・配布資料から予習・復習する。

担当

石川

4 内容

高齢者の生活史と価値観、健康歴

高齢者の生活史の中で培われた価値観と健康を理解し、豊かな暮らしについて考える。

予復習

高齢者の価値観、健康と豊かな暮らしとの関係を教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

5 内容

高齢者の健康問題と介護予防の保健医療福祉制度

超高齢社会に伴う健康問題と医療制度について理解する。介護予防の意義と有効な制度活用を考える。

予復習

介護問題、介護予防の意義と有効な制度活用を教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

6 内容

高齢者の権利擁護と尊厳を支える看護

高齢者を取り巻く介護状況を理解し、高齢者の権利擁護と虐待防止のための社会資源の活用を考える。(課題レポート2)

予復習

高齢者の権利擁護と虐待防止のための社会資源について教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

7 内容

高齢者の尊厳を支える看取りと家族への支援

人生の終焉を迎える高齢者の安寧な死への支援と家族へのグリーフケアについて考える。(課題レポート3)

予復習

高齢者の安寧な死への支援と家族へのグリーフケアについて教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

8 内容

高齢者が健やかに暮らせる地域づくりと多職種協働

高齢者が健やかに暮らせるための、さまざまな場における看護の役割と多職種協働を理解する。高齢者の生かし生かされる地域づくりについて考える。

予復習

地域の高齢者サービスと多職種協働について教科書・配布資料から予習・復習する(準備時間1時間以上)。

担当

石川

9 内容
予復習
担当
10 内容
予復習
担当
11 内容
予復習
担当
12 内容
予復習
担当
13 内容
予復習
担当
14 内容
予復習
担当
15 内容
予復習
担当
16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備・振り返り学修」項目を確認し、講義は2時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

正木治恵、真田弘美編:「老年看護学概論 老いを生きるを支えることとは」南江堂

参考書・文献

真田弘美、正木治恵編:「老年看護学技術 最後までその人らしく生きることを支援する」南江堂

履修条件
ICT活用
実務経験 ■実務経験の内容【所持している業務関連資格 【看護師】】
備考

課題レポート:シラバス2回目、6回目、7回、 計3回