老年期アドバンス看護学実習では、様々な療養の場で生活している高齢者のライフステージにおける健康障害や課題を理解し、高齢者のその人らしい生活の維持とQOLの向上を目指した看護実践について学ぶ。とりわけ、高齢者は病状の変化や認知機能・ADLの変化により療養環境を変更せざるを得ない状況にある。そのような高齢者とその家族の身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな側面についてアセスメントし、多職種との連携チームによるケアの提供および看護師の専門性と役割について学ぶ。

1．各療養の場で生活する高齢者とその家族と共感的な態度で接し信頼関係を築くことができる。2．高齢者とその家族の課題解決に向けて主体的に取り組むことができる。3．高齢者とその家族の身体的・精神的・社会的・スピリチュアな側面でアセスメントし看護実践できる。4．各施設における多職種との連携チームにおける看護の専門性と必要な社会資源について考えることができる。

実習中の言動、態度、記録物、カンファレンスなどに対し、助言・指導を行う。

実習評価表により評価する（100％）

実習記録・カンファレンスへのコメント、自己評価に基づいた面接

真田弘美，正木治恵 編：「老年看護学技術　最後までその人らしく生きることを支援する」南江堂

基盤老年期看護学実習の単位取得をしていること

※助産学専攻科学内選抜を希望する場合には、本科目の成績評価で「良（B）」以上の取得が必須となる。（2019年度入学生から）