時代や社会を反映する「子ども観」の変遷を理解し、子どもの権利の保障について学ぶ。小児看護学の基本的概念枠組みである発達・健康・生活の理解に基づき、乳幼児期、学童期、思春期・青年期の成長・発達の特徴と課題を学ぶ。また、子どもを取り巻く環境(家族・仲間・社会）との相互作用を理解し、成長・自律・セルフケアに向けた小児看護学の役割を理解する。さらに、小児保健の動向及びヘルスプロモーション、子どもの健康に関わる制度、地域の資源等を学ぶ。

1.小児看護学の対象となる子どもと家族の発達と健康と生活を理解する。

2.子どもの尊厳と権利の擁護、発達の特徴と取り巻く環境との相互作用、小児保健の動向と子どものヘルスプロモーションについて理解し、小児看護学の役割を理解することができる。　

試験80％、課題20％ 　リアクションペーパー、課題の提出がない場合は、1回に追記-1点とします。

発達ノートやその他課題は、全授業終了後に提出する。提出したその課題へコメントを行い、内容の理解が深まるように支援する。

奈良間美保　他：系統看護学講座　専門分野　小児看護学[1]　小児看護学概論　小児臨床看護総論，医学書院

服部祥子：「生涯人間発達論 第2版―人間への深い理解と愛情を育むために」医学書院

看護学概論の履修