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小児期看護学演習Ⅱ
北村 千章・室 亜衣
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

子どもの健康障害の援助に焦点をあて、小児特有の症状や小児特有疾患の特徴を学び、看護に必要な援助技術を修得する。また、プレパレーション、発達段階に応じた与薬、バイタル測定、フィジカルアセスメントなど、健康障害にある子どもの援助に必要な技術を修得する。

学習到着目標

1.疾病や障害をもつ子どもと家族に与える影響について説明できる。2.疾病や障害をもつ子どものヘルスアセスメントの方法が説明できる。3.疾病や障害をもつ子どもと家族へ個別性を考慮した援助方法が説明できる。4.疾病や障害をもつ子どもと家族に対する看護援助を理解し、事例をとおしてアセスメントとケア計画が立案できる。

成績評価方法

最終試験80%、課題20%

課題に対する
フィードバック方法

クラスの中で授業内容や課題学習を通して問いかけ、あるいは発問できるように促し、それに対するクラス全体および個人へのコメントを行う。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

オリエンテーション、子どもの健康障害と子ども・家族への影響

・子どもの「病気」理解と心身の変化への支援

・入院が子ども・家族へ及ぼす影響

予復習

既習の小児看護学概論の子どもの発達・健康・生活を復習する。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

2 内容

急性症状のある子どもと家族への看護

「嘔吐・下痢・脱水」(事例課題1)

乳児期の胃腸炎の子どもの看護

予復習

事例課題の熟読・実施。既習の「水と電解質」の解剖生理学を復習する。事例課題の熟読(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

3 内容

排泄、清潔に関する看護技術

予復習

小児の看護技術のワークの該当箇所を調べ、記載する。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

4 内容

急性症状のある子どもと家族への看護

「呼吸困難」(事例課題2)

幼児期の気管支喘息の子どもの看護

予復習

事例課題の熟読・実施。既習の「呼吸器・循環器」の解剖生理学を復習する。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

5 内容

呼吸・循環を整える看護技術

予復習

小児の看護技術のワークの該当箇所を調べ、記載する。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

6 内容

急性症状のある子どもと家族への看護(事例課題3)

「発熱・発疹」

幼児期の川崎病の子どもの看護

予復習

事例課題の熟読・実施(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

7 内容

与薬に関する技術

予復習

小児の看護技術のワークの該当箇所を調べ、記載する。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

8 内容

先天性疾患をもつ子どもと家族への看護

先天性疾患をもつ当事者の声

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

ゲストスピーカー

9 内容

慢性疾患を持つ子どもと家族への看護

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

10 内容

医療的ケアの必要な子どもと家族への支援

医療的ケアが必要な子どもの生活

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

ゲストスピーカー

11 内容

早産・低出生体重児の看護

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

ゲストスピーカー

12 内容

外来における子どもと家族の看護

検査に関する技術

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

13 内容

子どもの死の概念

死に向き合う子どもと家族支援

予復習

配布資料を熟読してくる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

14 内容

地域における子どもと家族の支援(フィールドワーク)

予復習

配布資料を熟読してくる。事前課題について調べてまとめる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

15 内容

地域における子どもと家族の支援(フィールドワーク)

予復習

配布資料を熟読してくる。事前課題について調べてまとめる。(準備時間1時間以上)

担当

北村・室

16 内容

試験

予復習

授業のまとめ

担当

北村・室

準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。

教科書

中野綾美編:ナーシング・グラフィカ小児看護学①「小児の発達と看護」 ②「小児看護技術」 

中村友彦・西沢博子編:ナーシング・グラフィカ小児看護学③「小児の疾患と看護」

参考書・文献

浅野みどり編:根拠と事故防止からみた小児看護技術

履修条件

小児看護学概論の履修

ICT活用
実務経験 ■所持している業務関連資格【看護師】
備考