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在宅看護学概論
高橋 宏子
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 看護学科 専門教育科目
開講キャンバス 東口 授業形態 講義
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 2年 開講期
授業の概要

療養者を含めた地域で生活する人々とその家族を理解し、地域のさまざまな場で、地域での健康と生活(暮らし)を支えるための看護の基礎を学ぶ。地域包括ケアシステムの概要と関連する制度や社会資源の理解、多職種・多機関との連携の重要性、地域包括ケア推進に向けて求められる看護の役割を学ぶ。

学習到着目標

1.看護の対象は地域で暮らす生活者であること、病気や障害を持ちながら地域で生活する上でのニーズを考えることができる。

2.地域包括ケアシステムの概要と関連する法律、制度、社会資源、多職種・多機関との連携の重要性を理解できる。

3.地域・在宅看護の実践の場の活動と求められる看護の役割を考えることができる。

成績評価方法

試験50%、中間テスト20% 課題レポート(3回)30%

課題に対する
フィードバック方法

課題提出後の授業にてコメントする。

アクティブ
ラーニング要素
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) □ディスカッション・ディベート ■グループワーク ■プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

1.ガイダンス

2.生活(暮らし)、健康のとらえかた

3.地域・在宅看護論の概要

予復習

教科書p249までの項目に目を通しておく。

担当

高橋 宏子

2 内容

1.社会の関心事としての「地域・在宅」(各自のレポートの共有)

2.在宅療養の実際(DVD視聴)

3.地域・在宅看護が求められる社会的背景

予復習

「地域(在宅)…に関する新聞記事の要約と自分の考え」のレポート持参

担当

高橋 宏子

3 内容

生活(暮らし)を支援する看護とは

1) 事例を通したワーク

2) 健康障害がある方の生活上のニーズ

予復習

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

4 内容

地域と生活

1) 地域の特性 地域で健康的に暮らすための課題

2) 健康障害を持つ人が地域で暮らし続ける上での課題

予復習

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

5 内容

対象としての家族の理解と支援(介護負担)

予復習

「家族とは…」付箋5枚に挙げたものを持参。

介護する家族の負担を挙げてくる

担当

高橋 宏子

6 内容

地域療養を支える社会資源(介護保険制度・サービス・職種)

DVD視聴

予復習

介護保険制度に関する問題を事前に解いてくる

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

7 内容

地域包括ケアシステムと自助・互助・共助・公助

DVD視聴

予復習

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

8 内容

地域の特性と社会資源(各自のレポートの共有)

予復習

出身市町村の特徴と社会資源のレポートを持参(サービスは付箋に書き出す)

担当

高橋 宏子

9 内容

地域で暮らす高齢者のニーズと社会資源

中間試験

予復習

8回目のグループのまとめから、「地域で暮らす高齢者の生活上の課題と考えられること」を各自挙げてくる。

担当

高橋 宏子

10 内容

訪問看護サービス

予復習

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

病院看護と訪問看護の違いを考えてくる

担当

高橋 宏子

11 内容

訪問看護過程

DVD視聴

予復習

事例に取り組んくる

担当

高橋 宏子

12 内容

療養の場の移行に伴う看護(退院支援・退院調整)

DVD視聴

予復習

病院から在宅に退院するにあたり、看護師が共有すべき情報項目を考えてくる

担当

高橋 宏子

13 内容

在宅におけるリスクマネジメント①(医療安全・住環境・感染)

予復習

在宅療養上のリスクを挙げてくる

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

14 内容

在宅におけるリスクマネジメント②(権利擁護・災害対策)

予復習

授業項目に該当する教科書、配布資料を読んでおく。

担当

高橋 宏子

15 内容

地域における様々な看護の実践(各自のレポートの共有)

これからの地域・在宅看護

予復習

地域における看護活動を1つ取り上げ、PP2枚にまとめ、持参する。

担当

高橋 宏子

16 内容

試験

予復習
担当

高橋 宏子

準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」を確認・取り組んでください。講義・演習は4時間程度の予習・復習を奨励します。

教科書

臺有桂他編著:ナーシング・グラフィカ 地域・在宅看護論(1):地域療養を支えるケア 第7版 メディカ出版 2022年

参考書・文献

河原加代子編著:系統看護学講座 専門分野 地域・在宅看護論[1] 地域・在宅看護の基盤 医学書院 2022年

履修条件

看護プロフェッショナルⅠ:多職種連携と地域フィールドワークの履修

ICT活用
実務経験 ■所持している業務関連資格【看護師 保健師】
備考