大学名 |
清泉女学院大学 |
学部・学科 |
看護学科 専門教育科目 |
開講キャンバス |
東口 |
授業形態 |
講義 |
履修区分 |
選択 |
単位数 |
1単位 |
配当年次 |
2年 |
開講期 |
集中 |
授業の概要 |
「生徒指導」の授業では、生徒指導の理論と実践、生徒指導の組織と方法、生徒指導上の諸問題を具体的に学ぶ。中学校・高等学校は生徒指導上の多様な課題を抱えており、具体的な指導も難しさが増している。情報化、少子化が進行する中で、いかにして「生きる力」を生徒に育てるかに焦点をあてて、いじめ・不登校、自己肯定感や校則問題等の具体的な課題とその事例にそくしながら、養護教諭の立場から指導方針や対応策を考えていきたい。各回の授業の後半では、生徒指導の課題や今日の子どもの姿を映し出しているミニドキュメンタリーを視聴し、視野を広げて生徒指導の在り方を考えたい。
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学習到着目標 |
1.生徒指導の意義、生徒指導体制および教育相談体制の基礎的な考え方を理解し、養護教諭の果たす役割を考えることができる。
2.今日の子ども・学校が抱える困難や課題を理解し、看護学の専門性を有する養護教諭の役割を考えることができる。
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成績評価方法 |
1)授業のリアクションコメントの提出状況(30%)、2)最終レポート(70%)により、総合的に評価する。
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課題に対する フィードバック方法 |
各回のリアクションコメントをフィードバックして、適宜議論する。また、最終回に全体でまとめの振り返りを行う。
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アクティブ ラーニング要素 |
□外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート □グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー |
授業計画 授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当 |
1 |
内容 |
中学校学習指導要領及び高等学校学習指導要領における教育課程上の「生徒指導」の位置づけと教科指導との関連性を理解する。
ドキュメンタリー「北星学園余市高校・教師 本間涼子」
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予復習 |
教育課程上の生徒指導のふりかえり
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担当 |
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2 |
内容 |
生徒指導の方法・体制(集団的指導と個別指導)と教育相談の体制・組織-生徒指導に必要な集団的指導と個別指導の方法や、カウンセリング、教育相談との関連を理解する
ドキュメンタリー「全盲先生と142の瞳」視聴
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予復習 |
生徒指導主事の役割のふりかえり
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担当 |
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3 |
内容 |
不登校問題の現状と要因-中学・高校の不登校の実態、背景、要因から、不登校問題が突きつける学校の本質的問題を学ぶ
ドキュメンタリー「君はきみのままでいい」視聴
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予復習 |
不登校の実態、対策に関する新聞記事のコメント1
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担当 |
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4 |
内容 |
不登校問題の対応と方法-中学・高校の不登校の実態をふまえ、学校内外の不登校問題に対する指導、対応方法を学ぶ
ドキュメンタリー「学校って何だろう~私の居場所」視聴
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予復習 |
不登校の実態、対策に関する新聞記事のコメント2
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担当 |
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5 |
内容 |
いじめ問題の現状と要因、その対応と方法-中学・高校のいじめ問題の実態、背景、要因を理解し、いじめ問題に対する指導、対応方法を学ぶ
ドキュメンタリー「ぼくは生きると決めたよ」視聴
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予復習 |
いじめ問題の実態、対策に関する新聞記事のコメント
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担当 |
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6 |
内容 |
暴力・非行問題の現状と要因、その対応と方法-中学・高校の暴力・非行問題の実態、背景、要因を理解し、これらの問題に対する指導、対応方法を学ぶ
ドキュメンタリー「ヤングケアラー」視聴
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予復習 |
力行為、非行の実態、対策に関する新聞記事のコメント
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担当 |
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7 |
内容 |
生徒指導上の法律問題と生徒に対する懲戒、学校の校則-生徒指導に関する法律上の定めと、生徒に対する懲戒の方法、学校が定める校則の範囲と適切性を学ぶ
ドキュメンタリー「校長は反逆児」視聴
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予復習 |
体罰、校則問題に関する新聞記事のコメント
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担当 |
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8 |
内容 |
自尊感情・自己肯定感、規範意識を育む生徒指導-自尊感情・自己肯定感、規範意識の実態を理解し、これらの意識の向上を図る生徒指導のあり方を学ぶ
ドキュメンタリー「雨を走る子どもたち」視聴
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予復習 |
中学生、高校生の自尊感情・自己肯定感のデータに関するコメント
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担当 |
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9 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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10 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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11 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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12 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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13 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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14 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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15 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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16 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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準備学修 (予習・復習)時間 |
「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励します。
授業ノートのコメント欄の作成、新聞記事へのコメント、授業の振り返り等に一定の時間を必要とします。
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教科書 |
使用しない
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参考書・文献 |
中学校学習指導要領(平成29年3月告示、文部科学省)、高等学校学習指導要領(平成30年3月告示、文部科学省)、生徒指導提要(文部科学省)ほか
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履修条件 |
教職課程履修者
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ICT活用 |
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実務経験 |
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備考 |
集中講義(指定された土曜日3日間=3コマ、3コマ、2コマ)の予定
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