教育研究上の目的・ポリシー
基本方針
本学は、キリストのみ心にかなう人間愛に満ち、地の塩としての徳性と、世の光となる知性をそなえ、確かな学問と技能により社会に貢献する女性を育成することを基本的な目的とする。
教育目標
(1) 神に愛された人としての自覚への指導、ボランティアやその他の社会貢献活動の実践、ひとりひとりが大事にされる少人数教育など、充実した学生支援を通じ、愛し合い助け合う態度と意欲を培う。
(2) 現代的教養の修得をめざす共通教育と各学科の専門教育において、ICT(情報コミュニケーション技術)やアクティブラーニングを導入した教育、セミナー教育や初年次教育、学内外の実践的学修等の創意工夫を通して、確かな学識とすぐれた実践能力を育成する。
(3) これからの地域社会を担うためのキャリア支援、学生の積極的な地域活動や国際交流活動への参画と協力、生涯学習の充実等を通して社会への積極的な貢献を行う。
ディプ口マ・ポリシー(学位授与、卒業認定の基本方針)
「教育目標」に示した「愛し合い助け合う態度と意欲、実践力」や「確かな学識とすぐれた実践能力」を身につけ、「社会への積極的な貢献」を行う姿勢を重視し、各学科のディプロマ・ポリシーに基づいて卒業の認定、学位の授与を行う。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成の基本方針)
次のような方針に基づき、教育課程を編成する。
(1) 2年間を通じて、人間性、専門性、実践能力を高める教育課程を編成する。
(2) 共通教育科目は、カトリック精神を中心に、現代に生きる女性として必要な教養や実務能力、学外での社会貢献・国際交流活動等を通じて全人教育を行う目的から編成する。
(3) 専門教育科目は、各学科の教育目標に沿い、必要な専門教育科目を充分に開設し、専門性と学生の自由な科目選択、各学科にふさわしい免許・資格を取得する課程を確保するよう編成する。
アドミッション・ポリシー(学生の受け入れの基本方針)
日々の学習や研究、学園の様々な活動に意欲的に取り組み、卒業後も地域社会がより豊かになるよう貢献する学生を求め、次のような学生像を求める。
(1) 自らの目標に向かって学修意欲をもち、日々学習・研究に努力する学生
(2) 他者への関心を広く持ち、思いやりと共感的理解を深めようとする学生
(3) 自己の成長を広く社会に還元し、社会貢献を積極的に行う学生
学生支援の基本方針
社会に貢献する態度と個性豊かな学生の育成を目指し、以下の3つの方針によって学生の学園生活全般を支援する。
(1) 学生一人一人が存在感を感じ、健康に生活できるよう、教員のオフィス・アワー、クラス担任制およびセミナー制、保健室・学生相談の充実などを通じて支援する。
(2) 生き生きとしたキャンパスライフの実現を、学生会活動やサークル活動、施設・設備の充実などを通じて支援する。
(3) 就職・進学など卒業後の自己実現を、キャリア・ガイダンスの充実、きめ細かな個別相談などを通じて支援する。