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子どもたちと一緒に味噌仕込み [保育者論Ⅰ]

2022年06月15日 【 幼児教育科

68()、保育者論Ⅰのグループ310は、本学に隣接する長野市皐月かがやき認定こども園の5歳児と一緒に手作り味噌の仕込みをしました。ここ3年程続けて活動をしているので、子どもたちは、4歳児の時に5歳児がやっているのを見ています。そこで、「今度は、自分たちの番だ」と楽しみにしているようでした。
学生たちにとっては、初体験です。米麹、味噌玉(大豆)、塩を混ぜて樽に詰めることは調べることができても、実際に手に取ったこともなければ、匂いを嗅いだこともありません。また、大勢の子どもたちと一緒に活動するのも初体験です。わからないことだらけでしたが、そんな中でも指示を聞きながら、子どもたちがスムーズに活動ができるようにとテキパキと準備をしました。子どもたちと活動を楽しむためには、段取りが大事。子どもと一緒の時は、子どものペースに合わせていいけれど、それ以外のところでは、子どもと同じペースで動いていたのでは間に合いません。そんなちょっとしたことも体感することができました。

DSC_000771-2.jpg子どもたちと挨拶をしたら、一人一人にビニール手袋をつけてあげて、いざテーブルごとに味噌づくり。業者の方のお話を聴きながら材料を混ぜていきます。

DSC_00141.jpg「これが味噌になるなんて不思議だね」、「なんかおもしろい匂いがするね」など、実際にやってみるからこそ、いろいろな感想が聞かれます。

DSC_00251.jpg子どもたちも学生も真剣です。

DSC_00281-2.jpg40分ほどで2樽の味噌の仕込みが完了しました。最初はぎこちなかった学生たちも、いつのまにかリラックスして、子どもたちと関わることができました。業者の方の「おもしろかったですか?」の問いかけに、「おもしろかったー」と子どもたち。学生からも「おもしろかったー」と。
これから半年くらい寝かしてクリスマスの頃には食べられるようになるでしょう。その間、どのように変化していくのか観察するのも楽しみです。そして、出来上がった味噌を使って、みんなで味噌汁を作る計画も立てています。出来上がりが楽しみです。


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