理事長メッセージ
大きな心を持って学び、成長していってください
学校法人清泉女学院 理事長 シスター
深澤 光代
神の慈しみを多くの人に伝えたいと願って、聖心侍女修道会の創立者ラファエラ・マリアは、19世紀の半ばにスペインで女子教育を開始しました。現在では、ヨーロッパ、ラテン・アメリカ、アメリカ合衆国、アフリカ、アジアに教育施設が存在し、日本の姉妹校としては、長野に中学・高等学校、鎌倉に小学校・中学高等学校、東京に清泉女子大学とインターナショナル・スクールがあります。
長野における清泉を考えるとき、神の特別な計らいと導きを感じます。第二次世界大戦によって長野への疎開を余儀なくされたシスター達が、終戦後、長野に残ることを決意したことによって、清泉が長野に誕生したからです。
清泉には、単なる知識を超えた真の知恵があり、慈しみと愛に満ちた温かい心があります。多くの学生がここで学び、人間としての尊厳を自覚して、神から与えられた資質・能力を最大限に開花させ、世界を包含する大きな心を持ちつつ、地域社会に貢献する人として成長されるよう願っております。