短大のTOPICS
幼児教育科 保育者論 12月11日
「保育者になるための100の体験」企画で、私たちのグループは「あったかい味噌汁をつくろう」を企画しました。春に隣の長野市立皐月かがやきこども園の子どもたちと一緒に味噌を仕込みました。今後、その味噌を使って「味噌汁作り」をすることになっているため、その教材研究も兼ねています。
園児との味噌汁づくりは、演習棟保育室で行うので、本番を想定して進めました。机はどのように配置すればよいか、どこに立って話をすればよいか、野菜を切る手順をどうすればよいか、時間はどのくらいかかるのかなど考えながらやりました。実際に動いてみるとわからないことだらけでした。
参加してくれた友だちに園児役をしてもらい、野菜をきる時の補助の仕方や包丁の使い方を考えたりしました。福祉の先生には、発達に特性のあるお子さんがいた場合、どのように対応するのがよいかアドバイスしてもらいました。
切った野菜は、調理実習室で煮て味噌汁にしました。
試食タイム。煮干しで出汁を取り、大根、人参、玉ねぎ、白菜だけの味噌汁ときのこを入れたものと2種類作りましたが、どちらも大好評でした。最後に、子どもと一緒に食すことを考えたときに、食材をどうするかや今日の活動で気がついたことなどを参加者に聞いてみました。楽しく、学びの多い「100の体験企画」でした。