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本学教員 小松仁美先生出版物のご案内

2023年03月13日 【 お知らせ幼児教育科

清泉女学院短期大学幼児教育科の小松仁美先生が書籍を出版しました。
社会福祉、児童、都市下層、メキシコ地域研究を専門とし、また現役のスケーターとして実績を持つ小松先生の研究成果が紹介されている一冊です。

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スケートボード研究(1-初心者キッズが遊べるスケートパークの整備にむけて- オンデマンド (ペーパーバック)
発売日:2023年2月19日
編著者:小関慶太・小松仁美
出版社:日本マネジメント総合研究所

【書籍概要】
私たちが考えるスケートボードのイメージは「怖い」「うるさい」「危険」が先にあり、公園などの広い場所で競技・遊技を行うことに対して負のイメージを持ってしまっているのではないでしょうか。スケートボードは、板にタイヤがついており競技・遊技者が全身を使ってコントロールする玩具・道具であります。すなわち、全身を使った操作(control)の方法を過れば「危険」な乗り物であり、技術(technic)を習得していなければ周囲の市民からすると危険な乗り物である。また一部の遊技者のマナー違反により文化財等の破損が問題となっている。このマナーについては、私たちが2021年夏に行った社会調査(量的調査)より、パークの利用においても競技者・遊技者にとって必要な施設がなく結果として他のパーク利用者からの理解が得られずマナー違反として見られてしまう事象も発生しています。パークにおいて皆がみな、理解者であるわけではない点も留意しなければならない。この点について解消するには、マクロな視点よりスケートボードに対する正しい理解を、市民と遊技・競技者の両者が歩み寄りながら互いに伝え考えていく必要があると考えています。地域社会に理解を得られるスポーツとして共生することを願っています。
本書では、最初に子どもから大人、プロ・アマを問わずスケーターの声を紹介した上で、スケートボード初心者向けのボードの使い方、最後に研究成果の一部を紹介します。

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