短大のTOPICS(~2012)
フィールドワークで箱膳体験
2009年10月02日 【 お知らせ|国際コミュニケーション科 】
10月1日に国際コミュニケーション科1年生24名が、西三才公民館において「箱膳」を体験しました。箱膳にはお椀、小皿、箸が入っていて、蓋を裏返せば御膳にもなります。西三才寄り合いボランティアの池田玲子先生が作ってくださったお料理が箱膳の上にならび、箸をとる所作から、取り回しのおかずの取り方、食後にはたくあんと白湯で食器をきれいにするところまでを教えていただきました。ご飯・味噌汁・おかずを交互に食べる日本食の基本の「口内調味」、1人分ずつ食事を用意し家族の食べっぷりをみて母親が健康の良し悪しをうかがう習慣、自分が食べられる分だけをとって残さず食べることなど、箱膳を通して伝承されてきた日本食のこころを知ることができました。お料理には、フィールドワークで学生たちが育てた野菜も使われました。ファーストフードに偏りがちになる私たちの食生活を見直し、日本の伝統文化を知る良い体験になりました。
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