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DX推進計画

清泉女学院大学・短期大学がDXを推進するにあたり、計画的・段階的に取り組んでいく重点施策は以下のとおりです。取り組み内容には既に実行された施策と、今後実施を予定している施策の両方が含まれます。

1. 学修成果の可視化への取り組み

本学がこれまでに実施してきた様々な学生調査結果(入学時・在学中・卒業後)を入試、成績、進学・就職のデータと関連付け、各学部・研究科のニーズに対応した分析を実施します。分析データは可視情報化して、長期的なPDCAのアクションにつなげ、そのサイクルの中にFD・SDを位置づけていきます。短期的なPDCAとしては、授業・学生生活に関する実態調査結果のさらなる活用を図り、次年度の授業実施方針や学内体制の改善に反映させます。これらの可視化データを大学IRとして多角的な分析を強化し、データに基づいた学生支援と授業改善等に取り組みます。

2. 学内インフラ、環境整備の取り組み

  • ネットワーク環境の拡充
    高品質な教育を提供するため、これまで取り組んでいる学内設備の拡充をさらに進め、学内Wi-Fiの一層の充実を図ります。WiFi6を導入し、高速かつ安定した通信環境を構築することによって、学内におけるネットワーク利用を向上させ、学内におけるアーカイブ動画視聴や自学自習が可能な環境を提供します。
  • 学内ポータルの拡充
    DX化推進の取り組みの一つとして、学内ポータルを導入して学生への情報提供の利便性向上に取り組みます。この取り組みにより、学生への効果的な情報提供と学生支援の促進を図ります。
  • 情報機器のアップグレード
    本学では2025年に大規模な改組の実施を計画しており、これまでの情報教育をより一層充実させるため、教室やラボまたはスタディスペースなどの適切な学修環境を設計・整備する予定です。

3. 情報セキュリティに関する取り組み

本学では教職員を対象に定期的なセキュリティ教育を今後も継続して実施します。これにより教職員全体でセキュリティ意識の向上と、セキュリティリスクを最小限に抑えるための基本的な知識の普及を図ります。本学はセキュリティに対する高い意識と責任感を持ち、セキュリティ対策の更新と改善に関して継続的な取り組みによって、大学コミュニティ全体のデータとプライバシーの安全性を確保します。

4. 教職員を対象とした技術支援・教育支援体制の整備

本学では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、教育の質を向上させるために、教職員のICTスキルの向上が極めて重要であるとの認識を持っています。教職員のICTスキル向上をサポートするため、情報システム部署を中心に定期的な研修やワークショップを実施します。この取り組みにより、教職員は最新の教育技術やベストプラクティスの情報共有が見込め、教育品質の向上を図ります。情報システム担当部署が教職員のニーズに合わせたアドバイスや技術サポートを提供し、教育活動におけるICTの効果的な利用を支援します。教育支援体制の整備においても、教職員からのフィードバックを重視し、定期的なフィードバックやアンケート調査を通じて、教育環境や支援体制の改善に取り組みます。このような取り組みを通じて、本学では教職員のICTスキル向上を支援し、DX推進に向けた積極的なステップを進めていきます。


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