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災害ボランティア報告会を行いました
2011年10月05日 【 ボランティア 】
清泉女学院では、8月上旬から9月にかけて76名の学生と教職員6名を大槌町に派遣しました。
10月4日、「学生の体験を多くの方に伝え、今後の継続支援について考える」という目的で、災害ボランティア報告会を開催しました。
学生・教職員はじめ長野市ボランティアセンター、長野市災害ボランティア委員会、高等学校の校長先生など外部の方々にご参加いただき、有意義な報告会となりました。
最初に担当教員から全体の活動報告があり、刻々と変化する現地のニーズとその対応、また各班の活動内容などの説明がありました。被災地のニーズの変化から、今までは災害ボランティアであったが、今後は「復興ボランティア」としての活動となるとの話は印象的でした。
代表学生による「体験報告」では、子どもたちのために開催した「わくわく広場」の活動、吉里吉里中学校でのごみ拾い、菜の花プロジェクト、大槌保育園などでの活動報告と感想の発表がありました。特に3班とも参加した「菜の花プロジェクト」は、瓦礫で覆われていた場所を片付け、種をまいた活動であり、まさに復興を願う被災地のみなさんの思いを受けての活動でした。大槌保育園での子どもとの交流や園長先生のお話しも印象深い体験でした。学生は活動を通じて知り合った方々との心のつながり、絆の大切さを強く感じており「人と人がつながる活動」に参加させていただいたことに感謝したいとの報告がありました。
今後の継続支援として、保育園の子どもとのつながり、仮設住宅の方々とのつながりを大切に、自分たちにできることを行動に移していきたいといくつかの提案がありました。
ボランティアオフィスでは、学園祭に「災害ボランティア」の展示、11月には図書館と連携し展示を行います。さらに活動報告書を作成することになっております。学生の思いを形にできるよう、ボランティアオフィスとしても今後も支援していきたいと考えております。
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