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岩手県大槌町立吉里吉里中学校生徒のリフレッシュ&学習支援プログラム

2012年03月30日 【 お知らせボランティア






本学では、東日本大震災の被災地である岩手県大槌町に平成23年8月と9月、学生・教職員(80名)を派遣し、ゴミ拾い、菜の花プロジェクト、大槌保育園でのお手伝いなどのボランティア活動を行ってきました。その大槌町支援の延長として、3月19日から22日まで、吉里吉里中学校の1年生29名、引率者3名を本学に招待し、リフレッシュしていただく活動を行いました。

・19日 長野着。宿泊先にて、生徒とスタッフ・学生ボランティアの交流、歓迎会。
・20日 午前中は善光寺宿坊、淵の坊さまのご協力を得て、お彼岸の法要に参加。午後は学内でボランティアの計画による英語学習、長野の郷土食「おやき」づくり。
・21日 戸隠観光協会・戸隠スキー場の協力を得て、スキー体験。お別れ会。
・22日 大槌町へ向けて出発

このプログラムの計画にあたっては十分に吉里吉里中学校と協議し、「支援を頂いている長野県と長野市を知る学習、英語を補完する学習」という中学校のニーズに応えるものでした。
 また本学としては、学生が被災者支援に主体的に取り組み、地元の支援者と協働することで地域学習を進め、支援することの意義と新たなるニーズを知ることを目的として実施しました。 全行程4日間、そのうち2日間の活動を学生がプロデュースしました。学生が達成感を得るとともに吉里吉里中学校の1年生全員が長野について学ぶプログラムとなりました。
 今なお余震が続き、約半数の生徒が仮設住宅で不安な生活を送る中、「被災地の生徒がリフレッシュし様々なことを学ぶ機会になった」と中学の引率教員からも本プログラムの意義が語られました。実施にあたっては、地域のさまざまな団体・個人にも支援・参加していただきました。一連の支援活動の締めくくりである本プログラムは、学生各々が被災地について考え続ける大変貴重な経験になりました。

 

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