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「地域デザイン」小布施町と長野市の"街並"まちづくり視察(学外授業)

2015年06月19日 【 国際コミュニケーション科


小布施町の町並みを見学
小布施町の町並みを見学


小布施町の方から説明を受けました
小布施町の方から説明を受けました


歩道の石畳化を見学
歩道の石畳化を見学

 5月26日と6月16日、小布施町と長野市街地の町並修景事業とまちづくり効果について学ぶ学外授業を行いました。

 小布施町では都市計画係と桜井甘精堂社長の桜井さん、長野市ではまちづくり推進課の説明を聞きながら街歩きをしました。

 小布施町では商業者と役場、町民の協働によって街並みの整備事業が行われてきたこと、栗菓子屋がそれぞれに異なるお客様、ターゲットに向けて、特産品の栗菓子を販売する工夫がなされ共存共栄していると伺いました。また、住民主体のイベント企画や首都圏にいる若者を含めた会議などで、先進的な取り組みがあり、なるほど!小布施町、を実感しました。

 長野市街地では、ご開帳に合わせて、約2キロの表参道を安心してゆっくり歩いてもらえるよう落ち着いた木製ベンチを設置し、外国語の案内板も増やしたことを伺いました。平成15年から始めた善光寺門前町の修景事業では、10年間かけて電線地中化、歩道の石畳化、商店や宿坊の建物の修理等をまちづくり協議会の住民たちと話し合いながら実現してきたとのこと。

 民間不動産業や門前町に愛着を持つ住民たちが古民家をリノベーションした雑貨店やカフェを開業する動きも活発で、こうした街並整備事業との相乗効果で市街地を周遊する人の増加が期待されます。

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