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国際コミュニケーション科 グループ活動について「コミュニケーション概論」の授業で検証しました。

2023年05月18日 【 国際コミュニケーション科短大

グループ活動で成果を出すために
「一部の少数メンバーがリードするよりも、チーム全員が意見を出しやすい環境をつくる方が重要である」
ということは、私たちが直感的に理解できることです。
しかし、この仮説は本当に正しいのでしょうか?
国際コミュニケーション科の必修科目である「コミュニケーション概論」の授業にて、
この疑問を実際に検証してみました。


「雪山で遭難した場合」というシナリオで、
グループ全員が生き残るための10種類の持ち物(ライフル銃、徳用マッチ、新聞紙、方位磁石、スキー一式、ナイフ、板チョコレート、大型懐中電灯、ウィスキー、固形油の金属缶)から重要だと思う順に順位をつけるように課題を出しました。(みなさんならば、どのような優先順位をつけますか?)


最初は個人で、その後、グループで話し合って優先順位をつけました。
そして、模範解答と比較し、それぞれの解答から失点を計算し、
個人とグループではどちらが模範解答に近いかを算出しました。
実験の結果、グループで考えた方が正答率の高い人が80%程度いたことが分かり、
チーム全員が意見を出しやすく、活動に参加しやすい環境を作ることの有益さを身をもって体感できました。

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