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幼児教育科 保育者論の授業の一環で、スケボー体験を行いました。

2023年06月02日 【 幼児教育科短大

5/31(水)、晴天に恵まれ、保育者論の授業の一環で、スケボー体験を行いました。

「幼児教育×スケボー」というかけあわせに、疑問を抱かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、学生たちは、真面目に安全に遊ぶための援助者としての技術とかかわりを学んでいます。
子どもの遊びを支えることと遊びの権利の保障について、近年「称えあい」のスポーツとして注目を集めるスケートボードを通して、乗り手と補助役を交代しながら、補助者の位置取り、励ましや共感といった援助的かかわりを体験し、補助者の役割とかかわりかけの要点を実践的に学びました。

補助者は、乗り手の効き足を踏まえて、乗り手のどちらに回れば安全かをまず考えます。
次に、乗り手の姿勢や重心を保つために、車輪を押さえたり、デッキを押さえたり、両腕にしっかりと重心をかけられる補助から軽く手を添えるだけにしていったりと、乗り手の習熟に応じて補助の仕方を変えていきます。最初は補助役も不慣れでしたが、徐々に、自分がこうされたらやりやすかったという経験を生かして、立ち位置や補助の仕方が改善されていきました。
また、一つ一つの技ができたときには、「すごい!できたね」「やったじゃん!」と、喜びやうれしさを分かち合いました。

全員がスケートボード初試乗でしたが、1時間で、利き足の確認や乗り方のレクチャーから始めて、地面をけって進むプッシュ、緩やかな坂道での滑走、フットボールフリップ、テールロック、ノーズロックなど、いくつかの基本的な技術を獲得するとともに、数名の学生は、乗ったままの状態での自走技術であるチクタクができるようになりました。
不安定なキャスター付きの板に触れ、乗る怖さと面白さを体験しながら、保育者として、怖くない遊びの導入、正しい補助の仕方、滑走と安全のための原理をともに学び、やったことのないことにチャレンジする気持ちを大切に、全員がスケートボードに乗れるようになりました。

※初心者向けインストラクター講習終了者が乗り方指導にあたり、適宜、周辺を確認の上、通行者などいない状況で、学生のペース・意思に基づいた参加で行っております。

       幼教スケボ1.jpg 幼教スケボ2.png

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