短大のTOPICS(~2012)
フィールドワーク<農業系>報告2
2009年07月06日 【 お知らせ|国際コミュニケーション科 】
6月に始まった国際コム1年生のフィールドワークは順調に進んでいます。
農作業は上野地区の協力農家に出向いて、田植え、リンゴの摘果、草刈、リンゴの袋かけをこれまで行いました。
7月5日(日)は、リンゴの袋かけ作業でした。3人の学生たちは一人100枚の袋がけを1時間半ほどで終了、丁寧な作業だと褒められていました。体を動かし、汗を流すことで一体感も生まれます。このことを通じて、農作業の苦労やお互い様の大切さを実感することもできます。
このほかに、農業系フィールドでは直売所の訪問調査と郷土食の調理、箱膳体験を行います。直売所は地域農業の振興や地産地消の仲介者ですが、どんなしくみ
で運営され、農家の収入向上につながっているのかを知りたいと思います。郷土食はそんな地元の農産物、主に野菜を使った昔からの伝統的な料理方法を学び、
箱膳では昔の人の食事マナーや合理性を体験的に学ぶことが狙いです。
食糧自給率の低下が言われながら、私たちの食卓事情は豊かで輸入品や加工品に頼り切っています。日本の農業が消滅してしまうことのないよう、自覚して産業としての農業の問題と消費者としての自分の食生活、習慣を見つめ直すきっかけにしたいと考えています。
国際コミュニケーション科 武田
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