清泉女学院大学 清泉女学院短期大学

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2011年度 入学式を行いまし

2011年04月04日 【 イベント






4月2日2011年度清泉女学院大学・清泉女学院短期大学の入学式を行いました。
大学・短期大学合わせて278名の新入生を迎え、会場が熱気と緊張感に包まれる中、東北地方太平洋沖地震で犠牲になった方々への黙とうが捧げられた後、4月1日より就任した吉川武彦学長は新入生に向け、人間の心を三角錐に例えて「3つの側面を知(ものをよく考える力)、情(相手に対する思いやり)、意(自分でなにかをしようとする気持ち)。そして、自分の心がどっしり立っているか、底面がどれだけ広いかということによって心が安定しているかどうかが変わってきます。皆様方もこの大学で学ぶことによって自分の心を自分でしっかり見る目をもっていただきたい。」と述べました。
式典後新入生はホームルームで先輩から4日からスタートする学生生活に向けての説明を受けました。

 

「こころを育てる」ことを学んでほしい 

新たな息吹が上野の台地をそよ風のように吹き抜けていきます。4月2日10:00には、その息吹を胸一杯に吸い込んだ新入学生をお迎えしました。入学式には多くの保護者も同席してくださいましたし来賓も多数参加されました。学長としての第一声は「以上のものの入学を許可する」でしたが、学長としての歓迎の言葉では、あえて私は「清泉」がもつブランドイメージに触れ保護者の方々へは「大切に育てられたお嬢さま方を安心してお任せいただけるような大学でありたい」と語りかけたのです。
そして新入学生には「こころはどのような形をしていると思うか」と問いかけながら「こころを三角錐にたとえ、斜めに立つ面に知・情・意を置き、底面に自分らしさを置くことにするとこころが目に見えるようになる」と語りかけ、その底面に当たるところをしっかりと広げることが大切であり、この大学では「自分らしさをもったこころを育てる」ことをめざしたいと結びました。さらにこうした自分づくりを通じて地域社会に貢献できる人となることを期待しているとともに国際的な視野をもってこの大学から飛び立ってほしいとも申し上げたのです。このような考え方の奥底には、長年関わってきた精神障害者の地域生活支援の経験が生きているということにも触れました。

清泉女学院大学・清泉女学院短期大学

学長 吉川武彦

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