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文化学科 - 教育目標・ポリシー

文化学科の教育研究上の目的

文化学科では、文化学分野に関する教育研究を通して、「文化に関する諸学の幅広い知識と自らが帰属する社会、地域、共同体の多様性・多元性の正しい理解に基づき、行動力をもって文化の諸活動を主体的に行い、文化の創造に貢献できる人材を養成する。」ことを目的としている。
また、養成する人材像として「グローバルな視野のもと、我国や地域の文化に関する幅広い知識や理解を身につけ、PBLを重視した教育により文化資源の活用や文化活動の企画・運営に関するプロデュース能力を修得するとともに、豊かな人間力や高い見識と広い教養を涵養する。」こととしている。

文化学科ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

文化学科では、養成する人材の目的を踏まえ、学生に学位を授与するに当たり学生が修得しておくべき能力を含めた学位授与の方針を次のとおり定めることとする。

(1) 文化に関する情報を収集し、知識を身につけ、さまざまな角度から理解する能力を修得している。
(2) 文化に関する問題や現象に関心を持ち、課題解決に向け客観的に分析し、論理的に思考する能力を修得している。
(3) 文化に関する諸課題の解決のため、他者への共感に基づいた実践的な企画やアイディアを立案する能力を修得している。
(4) 文化に関する企画やアイディアの実現に向けた行動する能力とプロデュースする能力を修得している。
(5) 文化に関する調査や資料分析など課題を探求するための研究意識と研究能力を修得している。
(6) 基礎学力と豊かな教養を身に付けるとともに、日本語と外国語の運用能力や情報リテラシー及び自らのキャリア形成を実現するための能力を修得している。

文化学科カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

文化学科では、学位授与の方針と教育課程編成・実施の方針との一体性と整合性に留意しつつ、卒業までに学生が身に付けるべき資質や能力を修得するための教育課程編成・実施の方針を次のとおり定める。

[学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針]

(1) 文化に関する知識の修得及び文化の歴史的過程や地域的特色と社会的事象について理解するための科目を配置する。
(2) 地域文化と文化政策や文化交流に関する知識及び地方創生のための文化振興の特性や文化資源の活用に関する知識を修得するための科目を配置する。
(3) 文化活動の意義や役割、文化活動の企画や実践、文化活動を主体的かつ合理的に行うための基礎的な知識と能力を修得するための科目を配置する。
(4) 課題を見つけ出す力を高めるとともに、物事を現状からより良い方向へ移行・変化させるための方法や能力を身に付けるための実践的な科目を配置する。
(5) 文化研究に関する意識の涵養と文化を質的又は量的な側面から扱う調査方法や分析手法の習得及び批判力、論理性、表現力を高める科目群を配置する。

文化学科アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

文化学科では、文化学分野に関する教育研究を通して、「文化に関する諸学の幅広い知識と自らが帰属する社会、地域、共同体の多様性・多元性の正しい理解に基づき、行動力をもって文化の諸活動を主体的に行い、文化の創造に貢献できる人材を養成する」ことをから、以下のような文化学に対する興味と関心や学修意欲を有する者を受け入れる。

(1) 過去から現代に続く文化を読み解き、創造することに関心のある人
(2) 芸術文化をマネジメントして、社会に貢献したい人
(3) 社会や企業で、発想力、企画力を生かして活躍したい人
(4) 社会の様々な問題に関心を持ち、現状を分析し、解決策を考えることに関心がある人