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心理コミュニケーション学科 - 教育目標・ポリシー

心理コミュニケーション学科の教育研究上の目的

心理コミュニケーション学科は、コミュニケーションを共通項に、心の働きを理解し、コミュニケーションを通した共生関係を積極的に形成し、地域や社会での諸問題を解決する能力を有する人材を育成することを目的とする。

心理コミュニケーション学科ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

心理コミュニケーション学科では、養成する人材の目的を踏まえ、学生に学位を授与するに当たり学生が修得しておくべき能力を含めた学位授与の方針を次のとおり定めることとする。

(1) 地域や社会の問題に関心を持ち、課題解決に向けた批判的な分析と論理的な思考ができる能力を修得している。
(2) 自己理解をもとに、コミュニケーションを通して、さまざまなバックグラウンドを持つ他者との共生関係を築くことができる能力を修得している。
(3) コミュニティの中での課題解決に向けた計画を立案し、他者に働きかけながら協同して実行することができる能力を修得している。
(4) 心理と英語コミュニケーションの各専門領域における体系的な学習のもと、高度な専門性と広い学識を修得している。

[心理コース]

・ 社会の事象を心理学の視点から考えることができる、幅広い心理学の知識を修得している。
・ 統計的分析を行なうことができる、研究法と統計的分析の知識・実践能力を修得している。
・ 社会の諸分野で応用し実践することができる、心理学の応用的知識・能力を修得している。

[英語コミュニケーションコース]

・ 実践的な英語スキルを修得している。
・ 国際感覚を身につけ、深い異文化理解をもとにしたコミュニケーション能力を修得している。
・ 教育理論と外国語教授法を身につけ、その英語教育能力の伸長をはかることができる能力を修得している。
・ 身につけた英語スキルや国際感覚を社会のさまざまな場面で活用する能力を修得している。

心理コミュニケーション学科カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

心理コミュニケーション学科では、学位授与の方針と教育課程編成・実施の方針との一体性と整合性に留意しつつ、卒業までに学生が身に付けるべき資質や能力を修得するための教育課程編成・実施の方針を次のとおり定める。

[学位授与の方針を踏まえた教育課程編成の方針]

(1) 専門科目のカリキュラムは、基礎科目と展開科目を設ける。

(2) 心理コースの教育課程編成の方針
① 心理学の研究方法を学ぶ基礎科目と、心理学の諸理論や実践を系統別に学ぶ展開科目から構成する。
② 社会での心の働きを学ぶ基礎社会系の科目群と、生涯発達の過程を学ぶ学校・発達支援系の科目群を配置する。
③ 臨床心理学を基礎として心理療法や地域支援などの支援法を学ぶ臨床心理系の科目群と、調査やカウンセリング等を実習的に学ぶ実習的科目群を配置する。
④ 社会の諸側面を心理学の点から捉える応用的科目群を配置する。

(3) 英語コミュニケーションコースの教育課程編成の方針
① 英語の4技能を身につける基礎科目と、身につけた4技能を総合的に応用する展開科目から構成する。
② 異文化の壁を越えてコミュニケーションできる力をつけることを目指し、日本と他の国々の文学、文化を多角的に理解する科目群を配置する。
③ ツーリズム、ビジネス等での応用実践を行う科目群を配置する。
④ 教育理論を修得し外国語修得法を身につけた英語教育に携わることのできる人材を育てる教職課程科目群を配置する。

(4) 専門的能力の育成のために、2年次の基礎演習、3年次の専門演習を設け、4年間の専門的学習の総仕上げとして4年次の必修科目として「卒業研究・論文」と「専門セミナー」を配置する。

心理コミュニケーション学科アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

心理コミュニケーション学科は、コミュニケーションを共通項に、心の働きを理解し、コミュニケーションを通した共生関係を積極的に形成し、地域や社会での諸問題を解決する能力を、心理学、英語、教育という分野を通して養成する心理コースと英語コミュニケーションコースの2コースから成り、それぞれ以下のような関心をもつ学生を受け入れる。

[心理コース]

心理コースは、人の心の働きや社会との関わりを中心に学ぶコースであり、以下の点において強い熱意をもつ学生を受け入れる。
① 人の心や行動に関心をもつ人
② 心の問題に対し他者に寄り添いながら支援する意欲をもつ人
③ 心に関する知識を現代社会で実践的に活かそうとする人

[英語コミュニケーションコース]

英語コミュニケーションコースは英語の高い運用能力を教育や社会場面で活かす方法を学ぶコースであり、以下の点において強い熱意をもつ学生を受け入れる。
① 英語力を高める熱意がある人
② 将来、学校や企業で英語を使った仕事をしたい人
③ 外国の文学や文化に関心のある人
④ 短期海外研修や長期海外留学に参加したい人