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社会調査・マーケティング調査を学ぶ

2010年12月07日





 「社会心理学基礎演習Ⅱb」(担当:中澤)では、12月2日(木)の演習の時間に、株式会社インテージ長野(長野市稲葉)で学外体験学習を行いました。インテージグループは調査会社として売り上げ高国内第1位、世界でも第10位の大手企業グループです。入室はすべてカードによる認証が必要で、厳重なセキュリティ管理が行われていました。
 最初にマーケティング調査には「アドホック・リサーチ」(特定の問題を明確にするために企画される単発調査)と「パネル・リサーチ」(同一調査対象・内容についての継続的調査)に大分されることを説明していただきました。アドホック・リサーチについて解説の中では、調査票の回収率を高める工夫を具体的にお聞きすることができました。パネル・リサーチでは化粧品のプロモーション効果(CM,キャンペーンなどの販売促進効果)やリニューアル効果(リニューアルによる新規ユーザ獲得状況)について調査データに基づきプレゼンテーションしていただきました。
 その後社内の一部を見学させていただき、マーケティング調査の基礎となる商品データベース構築部署では、インテージグループの全国ネットワークならではの強みで商品データの収集についてうかがうことができました。
 調査会社自体については、私たちはふだん意識することはほとんどありませんが、私たちの実生活に密接に関連する業務であること、社会調査・マーケティング調査が重要な意味を持っていることに改めて気づくことができました。この学外体験学習をもとに、ゼミの中で身近な課題を発見して調査を実施する準備を進めているところです。

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