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台風19号により被災されたみなさまへ
2019年10月15日 【 重要なお知らせ 】
令和元年台風19号により被災されたみなさま、本学の学生および教職員のみなさまへ
この度の令和元年台風19号は記録的な大雨および暴風により長野に、そして日本の多くの地域に大きな被害をもたらしました。被災されたすべてのみなさま、本学の学生・教職員のみなさまに、こころからお見舞いを申しますとともに、犠牲となられた方がたに深くおいのり申し上げます。
今、まさにこの長野の地でも、懸命の救援・支援活動が行われています。
被災状況の全体を現時点ではすべて把握することはできませんが、被災した本学の学生がこれまでと変わらずに修学できますよう、また、一日も早く安心した生活ができますよう、清泉女学院大学・清泉女学院短期大学は、全学を挙げて、できる限りの支援をしてまいります。
被災されたみなさまは自然災害という相手が見えないものへの、行き場のない不安や苦しみをどこぶつければいいのかさえ分からずにいらっしゃると思います。
聖書にあるように「神様はこえられない苦しみをお与えにならない」と今言われても、その意味が分からず、私たちはその苦しみの只中にいるのが現状だと思います。
その苦しみが、少しでも慰められますように、おいのりいたします。
本学のみなさまにお願いです。
教皇フランシスコは「今日の多くの苦しみを前に、冷たく無関心なわたしたちの姿をご覧になることがありませんように。わたしたちを、壁ではなく、橋を築く者としてください」と語っていらっしゃいます。
「こころを育てる」を教育メッセージとしている本学で、わたしたち一人ひとりが、目の前で苦しんでいる方がたの苦しみをともにすることで、架け橋となって、「慰め(consolatio)」となることができますように、建学の精神であるキリスト教精神に基づいて、一人ひとりが苦しんでいる方がたのために手を差し伸べることができますように願っています。
最後に、被災したみなさまの安心と安全、被災地の復旧をおいのり申し上げます。
2019年10月14日
清泉女学院大学
清泉女学院短期大学
学長 山内 宏太朗