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学長講話
2015年05月22日
5月13日キャンパスアワーの時間に、学長講話を行いました。学長講話は学長が学生のみなさんと今一緒に考えたいテーマを自由に設定して、視野を広げると同時に、教養を深めることを目的としています。
今回の学長講話は、学長が病床にあるご友人と再会され、そのご家族ともお話しをされた中で、高校時代に起こったクラスでのある出来事の意味に気づき、生きる意味や命について考えを深めた事を話されました。
世の中には、答えが存在する問題と、問をたてても答えがでない事象があるのではないかと、提起されました。
そして本学では、ただ単に、答えが存在する問題ばかりに着目するのではなく、問をたてても答えが出ないような事象についても視野を広げ、それらについても真剣に考えていく大学である、と投げかけられました。
最後に、本学の強みは、共感力に優れていることにあり、自分だけでなく、自分以外の誰かが幸せになることも考えることができると、まとめられました。
学生と教職員との距離が近い本学だからこそ得られる、人と人のつながりから得られる学びと成長をとても実感できる学長講話となりました。