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「そば打ち体験」~留学生と地域の方々との交流~

2018年11月22日 【 国際交流センター

 本学の最寄の三才駅は、しなの鉄道北しなの線で長野駅から二つ目の駅。キャンパスは、駅から坂のある住宅街を上がった、小高い丘の上にあります。住宅街に生える草木や樹木、昭和の森公園に隣接する雑木林は、四季折々で目を楽しませてくれます。そんな三才駅のほど近く、古里地区・西三才から『せいろの会』の皆様が、留学生にそば打ちを教えに来て下さいました。

 現在、韓国・漢陽(ハニャン)女子大学から、4人の交換留学生(セメスター留学生)、2人の編入学生が清泉で学んでいますが、彼女たちはみんな「そば」が大好き。そんな6人がそば打ち体験に挑戦しました!

 まずはそば粉に水を含ませて、だんだんと固まってきたら練っていきます。ここからは力が必要。折ったり、捏ねたり。折り込んでいく中で"へそ"(出っ張り)をつくり、そこから空気を出すように捏ねていきます。"へそ"のことを、韓国では"ペコ"と言うそうですよ!

 平たく伸ばし、そば粉をまぶしつつ、丁度良い大きさに折り重ねたら、さぁ切っていきます。このそば切り包丁が重い!「細い方がのど越しがいい」とのことですが、時折"きしめん"みたいになってしまっても、「でも、味は一緒だから!」と、がんばって切りました。

 一からつくったそばは、とてもおいしかったです。最後には、そば湯も嗜み、「自分の家でつくるのはちょっと難しいけど、大好きなそばを自分でつくって食べることができて楽しかった!」と大満足!

 『せいろの会』の皆様も、留学生に興味津々で、そば打ちを教えながら、日本語も教えて下さり、「そばづくりを伝えることも大事だが、外国の方と交流する、こういう貴重な体験をすることができてうれしい。」とおっしゃってくれました。

 日本人でもそば打ちをしたことがある人は、そんなにはいないのではないでしょうか。それを、国際文化交流として、地域の方々と一緒に活動できる場を、今後も続けていきたいです。

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