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文化学科 「清泉ビブリオバトル2024」を開催しました
7月28日(日)に、中・高校生を対象とした「清泉ビブリオバトル2024」を開催しました。
第1部では、講師の方をお招きし、ビブリオバトルに関する理解を深めるための勉強会を 開催しました。勉強会では、ビブリオバトルのルールなどのほか、講師によるデモンストレーションも披露され、ビブリオバトルについてより理解を深める貴重な時間となりました。
続く第2部では、実際に、参加者がビブリオバトルに挑戦しました。発表者は高校生3名で、全員がビブリオバトル初挑戦でした。初めてのビブリオバトルに戸惑いつつも、懸命に本を紹介する発表者からは、誰かに自分のおすすめの本を読んでもらいたいという熱意が伝わってきました。投票によりチャンプ本に選ばれたのは、長野清泉女学院中学・高等学校 2年生の勝山梨咲子さんが紹介した『闇祓』でした。
第3部では、発表者、観覧者、運営スタッフでお菓子を食べながらのアットホームな交流会を行いました。ビブリオバトルを体験した感想を共有したり、質疑応答で聞きそびれたことを発表者に尋ねたりと、有意義な時間となりました。
昨年、文化学科に司書課程を開設したことをきっかけにはじまった清泉ビブリオバトルは、今回で2回目の開催となりました。このイベントを通じて、長野県内に本と人をつなぐ輪がさらに広がっていけばと思います。
発表者により紹介された本の一覧は以下のとおりです。(◎はチャンプ本)
◎辻村 深月 著 『闇祓』
小野 不由美 著 『図南の翼 十二国記』
緑川 聖司 著 『終わらない怪談 赤い本』
<チャンプ本を紹介した勝山さんのコメント>
ビブリオバトルに参加したのは今回が初めてでした。トップバッターということもあり、とても緊張しましたが、自分の大好きな本を紹介することはもともと好きだったので、楽しく落ち着いて発表することができました。どのような構成にすれば、聞いてくれている人がわかりやすく、そして興味を持ってくれるのかを考える時間もすごく楽しかったです。
今後の人生において、とても貴重な体験となりました。機会があればまた参加したいです。ありがとうございました。