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文化学科特別講演会「ジブリとアニメ文化」が開催されました。
11月10日(土) 午後、市内の長野NBSホールにて、文化学科設置記念の特別講演会『ジブリとアニメ文化―日本文化の普遍性をつなぐ』が開催されました。
当日は70名ほど方々にお集まりいただき、株式会社スタジオジブリの制作業務部取締役部長の野中晋輔氏によるご講演をお聞きしました。野中氏は「ジブリの生き字引」とも言われる方で、これまで宮崎駿氏や高畑勲氏と共に過ごしてこられた方です。
講演ではスタジオジブリ設立の経緯、作品制作でのこだわり、今後の取り組みについて等のお話を伺うことができました。
その後の本学芝山学長とのトークセッションの中では、ジブリ作品を世界に送り出す中で感じる文化の違いについての意見交換があったほか、客席からの質疑応答では「高畑勲さん亡き後のジブリはどうなるのか」という興味深い質問にも真摯にお答えいただきました。
この講演会を通じて、「文化」というものは人間にとってかけがえのないものであり、そして人は「文化」を創りつづける存在であることを改めて実感することができました。
文化学科はこれからも、文化に向かい合い、学生たちと共に文化による社会的貢献活動を展開していこうと思います。