総合TOPへ 清泉女学院大学

  1. 清泉女学院大学
  2. TOPICS
  3. キャンパスで感じる信濃の森 ―リモート森林セラピーを実施しました―

大学のTOPICS

キャンパスで感じる信濃の森 ―リモート森林セラピーを実施しました―

2021年09月02日

7月上旬、「心理基礎演習Ⅰ」の授業でリモート森林セラピーを実施しました。
今回は、信濃町森林セラピーのコースの1つである「象の小路コース」を、森林メディカルトレーナーの河西さんと間瀬さんに案内していただきました。お二方とも、これまで信濃町の森林セラピー事業に尽力されてきた森の専門家です。

当日は梅雨の晴れ間、こもれびや鳥の声を感じながら森の中を進んでいきました。道中では、ササの子や不思議な色や形をしたキノコ、イノシシの足跡など、沢山の発見がありました。皆で深呼吸をしたり、教室に届けられたクロモジの木の香りを嗅いだり、教室にいながら五感を働かせる貴重な体験となりました。
プログラムでは、事前に受講生の皆さんから寄せられた質問にも1つ1つお答えいただきました。中でも、「信濃町の森林セラピーの効果は、人の力によるところが大きい」という趣旨のご発言が印象的でした。森を訪れる人々に心を寄せ、ガイドしてくれるトレーナーさんの存在があってこそ、森林セラピーの効果が十分に発揮されるのだと学びました。

「リモートという制約の中で、実際の森の様子を感じられるのだろうか」「回線が途中で切れてしまわないだろうか」、多くのことが未知数な中進めてきた企画でしたが、清々しい森の景色と、お二方のユーモアあふれるガイドにより、教室にいることを忘れるくらいリラックスした時間を過ごすことができました。受講生の皆さんからは、「画面越しでも、森林の中にいるようでとてもリラックスできました」「今度は、現地で森林セラピーを体験したいです」といった感想が多く寄せられています。

河西さん、間瀬さん、しなの町Woods-Life Communityの皆様、この日のためにリハーサルを重ね、ご準備くださり本当にありがとうございました。次回は現地に伺えることを楽しみにしています。
※信濃町は長野県の北部に位置する自然豊かな町です。信濃町と本学は地域連携協定を結んでいます。

信濃町セラピー.jpeg

前の記事 |  新着一覧に戻る  | 次の記事