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文化学科 信州大学工学部図書館の見学に行きました。

2024年01月15日 【 人間学部文化学科

人間学部文化学科の司書課程の学生が信州大学工学部図書館の見学に行きました。見学に参加した学生の感想を紹介いたします。

 信州大学工学部の図書館を見学して、他の図書館の形態とは違う、大学ならではの図書館の在り方を知ることができました。また、同じ大学図書館でも本学とは違った部分を発見することができました。 
 見学してはじめに感じたのは、規模が大きいということでした。本学よりも広々としていて、工学部図書館が所有する電子ジャーナルは約14千タイトル、蔵書は約13万冊もあると聞き驚きました。工学部ということで、やはり蔵書は工学の専門書が多く並んでいましたが、その他にも大学で力を入れている分野の専門書や就職支援コーナー、TOEICなどの資格対策コーナーが設けられていて、学生が利用しやすく学びを深めるのに最適な環境になっていると感じました。本学でも学部や学科独自の選書がなされていますが、文系のため、今回まるきり違う蔵書を見ることができ大変興味深く思いました。見学を通して、授業で学んだ各大学や学部での蔵書の考え方の違いを目の当たりにすることができました。
 また、工学部図書館には学生にとって嬉しいスペースが数多く設けられていました。サイレント・スペースは透明パネルで仕切られて周りと完全に切り離されていたので、自分の世界に入ることができ魅力的だと感じました。入口には持ち帰りができる消しカス入れが置かれていて、気持ちの良い環境づくりへのさりげない配慮も素敵だと思いました。そして、リフレッシュコーナーやグループ・スペースなど複数人でも使えるスペースもありました。加えて、大学院の先輩に相談ができるラーニングアドバイザーコーナーやポスターセッションなどができるグループ学習室もあり、図書館がいろいろな分野の人と話し交流できる"出会いの場"にもなっていると感じました。
 さらに、停電時にも動かせる手動の移動式書架や、地震時に倒れないための固定が施されている書架を見せていただきました。また、地震の揺れで棚板がスライド・傾斜する書架もあり、揺れが起こった際にどのような変化があるのか実演してくださり、最新の災害対策のしくみを知ったとともに、その利便性を実感しました。
 見学後には、司書の方々からお話を聞かせていただきました。司書を志した理由から試験対策、実際に仕事をしてみての感想・やりがいなど詳細に知ることができ良い機会になりました。

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 全体を通して、今まで本学以外の大学図書館に行く機会がなかったので、本学との相違点や共通点を知ったり見たりすることができて視野が広がりました。司書の方々の現場でのお話も聞くことができて実りのある時間でした。ありがとうございました。

文化学科1年 N.N.

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