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鬼無里にてフィールドワークの成果報告会を開催しました
2021年07月21日 【 文化学科 】
文化学科の開講科目「文化交流論」の学外授業として、鬼無里にて2度にわたりフィールドワークを実施しました(5月29日、6月12日)。このフィールドワークの目的は、少子高齢化により過疎化が進む地域社会の現状をそこで生活する方々とお会いし、お話をうかがうなかで理解すること、さらには地域のなかで豊かに伝えられてきた様々な文化について学び、文化の継承とその課題についてともに考えることにあります。
7月3日にふたたび鬼無里を訪れ、これまでの2回のフィールドワークの成果報告会を開催しました。第1部は座談会として、フィールドワークを全面的にご支援いただいた方々をお招きして、鬼無里の魅力と課題について意見交換をおこないました。
第2部は成果報告会として、フィールドワークにご協力いただいた住民の皆さまにも広くご参加いただき、自然、食文化、住生活、観光、移住、伝統文化の観点から、学生によるグループ発表をおこないました。フィールドワークを通して経験したこと、気づいたこと、そこからどのようなことを課題として検討すべきか等について参加者のあいだで共有し、鬼無里と清泉女学院大学の学術を通した交流のあり方についても有意義な議論をさせていただきました。
今回も鬼無里支所および住民の方々の温かいご支援により、とても実りのある貴重な経験をさせていただきました。
※この学外授業は、コロナ対策をしっかり講じるなかで開催しています。
信毎webでも掲載いただきました↓↓
信毎web 7/4:鬼無里の自然や生活 調べて発表 清泉女学院大生
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