大学のTOPICS
写真がつなぐ、街の歴史と思い出
2019年に我々、清泉女学院大学と長野市の連携事業で、「思い出シェアプロジェクト」という活動を立ち上げました。 地元長野市の昔のフィルム写真を集めてデジタル化し、それを介護施設の高齢の方々に見てもらい、その写真が呼び覚ます思い出のお話をしていただくことで、認知症の改善につなげるというものです。 市役所の方々や、システム開発支援として株式会社 U-NEXUS の横田さん、介護施設の皆様をはじめ、多くの方のご協力を経て、実施に至りました。 このプロジェクトの詳細に関する記事がありますのでご紹介します。 https://www.claris.com/ja/blog/2020/omoide-share
長野県警察「少年問題に関する4コマ漫画」コンテストで最高賞
文化学科の中島寧音さんが長野県警の4コマ漫画コンクールの一般の部で最高賞の本部長賞を受賞しました。コンクールは「少年問題」をテーマに少年の非行防止やいじめ防止などを目的としたもので、中島さんは特殊詐欺に着目し防犯意識の向上に取り組みました。 表彰伝達式は、新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれましたが、12月18日(土)に長野中央署で行われました。 文化学科では、社会の課題を文化の力で解決していくことを学んでおり、漫画というビジュアルアートを使って社会の問題に取り組む今回のコンクールは、まさにピッタリでした。今回は1年生の必修科目「基礎セミナー」を通じて数名の学生が応募し、その中から中島さん
人間学部 入学前教育プログラムを実施しました
2020年12月14日 【 人間学部|心理コミュニケーション学科|文化学科 】
2020年12月12日(土)に、2021年度清泉女学院大学 人間学部(心理コミュニケーション学科/文化学科)現段階での入学予定者対象の「入学前セミナー」を実施しました。このプログラムは、入学予定者のみなさまに大学入学までの時間を有効に使ってもらうため、高校まで基礎的学習の復習課題の提示や、大学での専門性への導入を行うものです。 前半は人間学部合同で実施、入学までに各自が実施する課題の説明、また心理コミュニケーション学科/文化学科それぞれの独自課題もあり、その内容の説明を行いました。後半は学科ごとに分かれ、上級生学生スタッフによるコミュニケーション・ワークショップ、学科の学びの導入体験プログラム
人間学部教員による近刊書のご紹介
2020年08月12日 【 人間学部 】
人間学部は心理コミュニケーション学科と文化学科の二学科からなり、コミュニケーションを軸とした心理、英語、教育、文化、芸術、情報などの分野で教育を行っています。教員はそれぞれ多様な分野で研究活動を行っています。その成果の一部として、最近出版された人間学部教員による著書等を以下に紹介いたします。機会がありましたら、是非ご一読ください。(本学図書館にも配架されています。) 岡本かおり共著「性暴力被害の実際―被害はどのように起き,どう回復するのか」金剛出版 2020年 齋藤梓・大竹裕子 (編著)https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b515763.html 榊原直
長野市と「思い出シェアプロジェクト」
今年度、文化学科の授業「メディア文化論」では、長野市と連携し『思い出シェアプロジェクト』を展開してきました。この授業はソーシャルメディアなど、個人が情報の受発信を行うことができる新しくできたメディアを中心に取り上げ、その文化的・社会的な影響がもたらす効果について分析し、自ら発信することで理解を深めることを目的としています。プロジェクトは認知症の予防改善を図るための取組として、7月に市内のシニアの方々から昔の生活の様子が分かる写真を提供いただき、デジタルアーカイブを作成して、11月、12月には市内高齢者施設で「回想法」を実施しました。 今回実施した回想法をもとに、デジタルアーカイブでの効果を分析